あらゆる世界の成功者が別荘を構える人気エリア「別荘地見学会」を舞台にこじらせ女子たちが繰り広げる、理想の物件を巡る内見バトルを描いた舞台『あの子より、私。』。2022年1月に東京、2月に大阪で上演される本作のメインビジュアルがこのたび完成、公開された。
メインビジュアルは全員がピンク色のスーツに身を包み、同じ方向を見つめる姿を収めたショット。キャスト陣の自信に満ちあふれた、挑発的でクールな表情に注目してほしい。
本作の主演を務めるのは数々のドラマ、CM、舞台などでマルチな活躍を見せる黒谷友香。黒谷は、別荘地見学会に参加する家族のうち、誰もが憧れる理想的な家族の母親・兎谷夕美(とがい・ゆうみ)を演じる。
黒谷演じる夕美の息子・兎谷彗(とがい・けい)を、舞台『いまを生きる』や舞台『虎者 NINJAPAN 2021』に出演のIMPACTorsの基俊介が務める。また、同じく別荘地見学会へ参加するシングルマザーにドラマや多くのバラエティーでも活躍する遊井亮子。さらに松岡依都美、しゅはまはるみ、古谷隆太、小林万里子ら個性豊かな役者陣が共演。ピアニストの高木里代子も加わり、「あの子より、幸せな女に見られたい」と願う大人たちの群像劇を描く。
黒谷は本作品への意気込みを「生の舞台を見に来てくださる一人一人のお客さまに、最高に楽しんで感動していただける舞台、心に残る作品をつくりたいと思っております。素晴らしい舞台をお客さまにお届けできるよう、共演の皆さまと協力し合い、力を合わせて精一杯努めて参ります」と語った。
基俊介は「さまざまな方面で活躍されている方々と一緒に舞台に立てることがとてもうれしいです。僕が演じさせてもらう彗という役は、自分とは真逆な部分もありますが、似ている部分もあるので親近感を覚えました。彗の内に秘めた感情の部分を自分なりに表現したいと思っています。今からどんな舞台になるのか緊張とワクワクが同時に押し寄せてきておりますが、全力で楽しみながら精一杯演じたいと思います」と意欲を口にした。
公演は2022年1月15日(土)~27日(木)まで東京・よみうり大手町ホール、2月5日(土)、6日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて。