今年3月に吉祥寺シアターにて上演された舞台『火の顔』に続き、主演に少年忍者/ジャニーズJr.の北川拓実を迎え、紀伊國屋ホールでフリードリヒ・シラー原作のドイツ戯曲『ドン・カルロス』を上演する。
物語の舞台は、16世紀スペインで起きた歴史的事件を基にした最盛期のスペイン宮廷。
愛する女性が父親の妻となり、思いを断ち切ることができないドン・カルロス。愛、友情、父と息子の思いが交差して物語は結末へと向かう…。
演出を手掛けるのは演劇やオペラ、映像作品など多彩な現場で活躍中の深作健太。
出演は深作演出の前作『火の顔』で、初舞台にして初主演ながら難しい役柄を瑞々しく演じ切り鮮烈な舞台デビューを果たした北川、舞台のみならず映画やドラマでも目覚ましい活躍を見せる元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の愛原実花をはじめ、七味まゆ味、小田龍哉、宮地大介、神農直隆といったキャストが集結。激動の時代の中で一人の青年が葛藤しながらも成長する姿を描く。
[北川拓実コメント]
『ドン・カルロス』の主演を務めさせていただく少年忍者の北川拓実です。前回の初主演舞台『火の顔』に続いて、また新たなドイツ戯曲に携わることができ、観劇される方々に作品の素晴らしさを伝えられること、この戯曲を演じることに喜びを感じています。深作さんとは『火の顔』でご一緒させていただき、お芝居の経験がなかった僕に芝居の基礎や演じることの楽しさを教えていただきました。深作さんをはじめとするスタッフさんや共演者の方々と共に、より良い作品を届けられるように精進してまいります。
公演は11月17日(水)~23日(火)まで東京・紀伊國屋ホール、 11月26日(金)~28日(日)まで京都・京都劇場にて。