“男子高校生の初恋”をテーマに、吃音(きつおん)に悩む孤独な平良一成(萩原)とカリスマ的存在の清居奏(八木)が引かれ合う姿が描かれるドラマ「美しい彼」。主演を務める萩原と八木の仲良しトークを届けます!
――初共演のお二人。撮影を経て、お互いの印象に変化は?
萩原 勇征くんは、第一印象から変わらず「明るい人」です。初対面の時、すごく気持ちのいいあいさつをしてくださったので、僕も元気になりました!
八木 逆に僕は、利久くんの印象がガラッと変わりました。最初は“物静かな方なのかな?”と思っていたけど、今ではもう「少年」という感じ(笑)。いつも現場を明るい雰囲気にしてくださいます。
――男子高校生のラブストーリーですが、どのような思いで挑みましたか?
八木 作品への戸惑いはなく、真摯(しんし)に向き合いました。いろいろな恋愛観があっていいし、本当の愛は男女でなくても成り立つと思うから。この作品を通して、「愛って自由なんだ」という思いも強くなりました。
萩原 僕も抵抗はないのですが、このジャンルに挑戦するのは初めてなので、楽しみに感じる反面、緊張もしました。男子同士だと目線も近くなるので、しぐさや顔の角度など、どうしたらキュンとくるように見せられるのか、アイデアを出しながら一つ一つ作り上げています。
八木 すごく丁寧に撮影していますよね。僕は演技経験がすごく少ないので、全てに刺激をもらっています。一人の人物について考える時間もすごく楽しい!
――役に対して親近感が湧く部分は?
萩原 平良の中で、清居をアイドル、自分をファンと位置付けていたのは共感できました。憧れる人がいるだけで、日常が華やかになりますよね! 僕もNBAのステファン・カリーのファンなので、その気持ちは分かります。でもそんな存在の人に、平良がされたように突き放されたらメンタルが折れちゃいそうだけど…。
八木 あんなに強く「キモい」なんて、人に言えないよね…。清居は幼少期に一人でいる時間が長く、その寂しさを埋めるためにテレビの中の芸能界に憧れます。僕も家で、一人でテレビを見ることが多かったので、その気持ちはすごく分かる。
――タイトルにちなみ、お互いの“美しい”と感じるところは?
八木 利久くんは、手と目がすごく美しい! 見つめ合うシーンも多いんですが、利久くんだと照れる気持ちが薄くなるほど、引き寄せられます。ずっと一緒にいるFANTASTICSのメンバーと目を合わせられるかと言われたら、恥ずかしくてできないから、利久くんはすごいですね。それは、「初めまして」ってあいさつして顔を上げて目を見た時から思っていましたよ。
萩原 恐縮です(笑)。勇征くんの美しいところは、やっぱり筋肉! 着替える時にふと見えたんですけど、美しかったですね。
八木 見られましたね(笑)。
萩原 憧れる体! 僕もなりたいです。
八木 利久くんも引き締まってるよ?
萩原 比べ物にならないですよ! 本当に美しいです。
PROFILE
はぎわら・りく 1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。身長176cm、血液型A型。近年の出演作に映画『花束みたいな恋をした』など。
やぎ・ゆうせい 1997年5月6日生まれ、東京都出身。身長180㎝、血液型O型。FANTASTICS from EXILE TRIBEでボーカルを務める。
「美しい彼」
MBSほか 毎週木曜 深0.59~1.29ほか
©「美しい彼」 制作委員会・MBS
文◎小林揚 ヘアメーク◎Emiy(=萩原)、大木利保(=八木) スタイリスト◎Shinya Tokita(=萩原)、葛西克哉(=八木)