林翔太&松岡充が紡ぐ現代版“シンデレラストーリー”、ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』の東京公演が、11月25日に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕。
初日公演を前に、フォトコールと取材会が行われた。
『ソーホー・シンダーズ』は、童話「シンデレラ」を下敷きに創作された物語。ロンドンの街ソーホーを舞台に、今にも踊り出したくなるほどカラフルな楽曲でつづられるミュージカルで、2019年に初演されて話題を呼んだ作品の再演だ。主演の林ふんする主人公・ロビーと彼の恋人でロンドン市長選の候補者・ジェイムズ(松岡)との「真実の愛」を描いている。
フォトコール後の取材会には、林、松岡、水夏希、松村雄基の4人が登壇した。林は「前回の公演が終わってからも松岡さんには、歌の相談に乗ってもらっていました。安心感がある。今回の稽古が始まる時、久しぶりに兄貴に会えた感じがして、とてもうれしかったです。演出家の元吉さんは一人一人にしっかり寄り添ってくれて、台本に書かれていない所まで丁寧に一緒に考えてくれたので、稽古期間がとても刺激的でした。プレビュー公演や地方公演を経てここまで来ることができましたが、良い意味で慣れることなく、新しい発見がある作品。千秋楽まで、みんなで一体となって頑張ります!」。松岡は「2年半ぶりに翔太に会いましたが、ずっと遠距離で付き合っている感じで、片時も忘れたことはありませんでした。長く続くコロナ禍で自分はもちろん、自分周りの大切な人を守るために我慢して、やっとここまで来ました。エンターテインメントは人に出会い、人に直接届けるものなので、本当に待ち望んでいた公演です。この作品は今、上演するべきメッセージが詰まっている作品です。疲弊した心に潤いや笑顔をお届けしたいです」と、二人それぞれに初日を迎えた思いを語った。
公演は12月12日(日)まで、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて。
撮影◎岡千里