EXILE黒木啓司が、福岡・大川市で約480年の歴史と生産高日本一を誇る大川家具の魅力をより多くの方へ広めていくため、2021年度の大川家具スペシャルアドバイザーに就任することが発表された。10月14日、大川市役所で就任式が実施された。
大川家具スペシャルアドバイザーとは、「職人MADEの100年愛せる家具」である大川家具ブランドの魅力創出と情報発信を目的に創設された大川市公認のアンバサダーだ。今回就任する⿊⽊は宮崎県出身でもあり、九州の魅力創出プロジェクト「THE NINE WORLDS」をプロデュース。これまでも九州各県の⾃治体や企業と協業し、多くの人々へ九州の魅⼒を届ける活動を精⼒的に⾏なっている。
就任式ではまず大川市長から黒木に、委嘱状と名刺、印鑑の授与が行われ、名刺と印鑑は「黒木」にちなんで、黒い木(ウォールナット材)でオリジナル制作された。また、名刺右上には大川組子をイメージしたデザインを採用。就任のあいさつで黒木は「昨日、少し家具事業者を見学させてもらいましたが、大川のインテリアのレベルの高さに驚きました」と語った。また、「ずっと、九州のエンターテインメントを多くの人に届けていきたいと思い、7年ほど前から九州の魅力を発信しています。大川の職人の技術も、人を笑顔にさせるという意味ではダンスと同じエンターテインメントの一種。熱意やモノへの愛情があるからこそ、心動かすものを届けられるのだと思います。僕ができる限り、いろんな方々にその魅力を発信していきたいですし、大川の皆さんと一緒に盛り上げたいです」と意気込みを語り、マニフェストを発表。
家具職人と作るオリジナル家具の制作が発表された。最後のあいさつでは「実は大川市には300社もの家具事業者があり、それだけ多くの家具が作られているんです。大川市は家具生産高日本一の場所だということをもっと知ってもらいたいですし、この技術をたくさんの方々に、特に若い人に知ってほしい」と語った。
ふるさと納税で大川市への寄付を検討している人に大川家具の魅力を存分に伝えるべく、大川市ふるさと納税特設WEBサイト「大川家具ふるさと納税店」が公開になった。2,500点にもおよぶ大川家具(家具、オーダーメイド家具、木工・工芸品)のうち厳選した一部を紹介しているほか、特集記事(黒木と大川家具職人の対談、大川家具の歴史・魅力特集など)も順次公開予定だ。