池田純矢が作・演出を手掛けるエン*ゲキシリーズの5作目となる最新作『-4D-imetor(フォーディメーター)』。当初2020年5月に予定していた上演は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止を余儀なくされたが、公演日程を2021年8月へと延期し、上演に向けて再び歩を進めてきた。このたび、全キャスト、ビジュアル、公演詳細が解禁された。
池田が自身の脚本・演出により「演劇とは娯楽であるべきだ」の理念の下、誰もが楽しめる王道エンターテインメントに特化した公演を上演するために作られた企画=エン*ゲキシリーズ。15年以来、これまでに4作を上演。演目ごとに学問のジャンルからテーマを定めて、エンターテインメント作品に見事昇華させ、好評を博してきた。
シリーズ5作目となる最新作『-4D-imetor』のテーマとなるのは量子力学。四次元世界や超能力といった未解明のミステリーをイリュージョンマジックで見せるという、演劇的インスピレーションにあふれた、いまだかつてない体感型演劇が生み出される。
W主演を務めるのは、乃木坂46卒業後、女優としてさまざまな舞台での活躍に注目を集める生駒里奈と、俳優・脚本家・演出家とマルチな才能を発揮する池田。二人がミステリーには必要不可欠な相棒としてタッグを組む。
共演には、村田充、松島庄汰、田村心、新子景視、阿南健治と、個性豊かなキャストがそろった。
池田演じる渡来暦が超能力の解明に明け暮れる「渡来超能力研究所」を舞台に、突如テレポーテーションのように現れた少女・ノア(生駒)の失われた記憶の謎、首相官邸で立てこもりテロを起こした“革命軍”の目的、政府の研究機関「国立研究所」に立ち込める不穏な気配……多層的に壮大なスケールで繰り広げられるミステリー、奇術×謎解き×演劇の融合によるアトラクション・エンターテインメントがいよいよ誕生する。こうご期待!
公演は8月5日(木)~15日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、8月28日(土)、29日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールにて。