自転車ロードレースをハンドルとマイムで表現した「ペダステ」こと、舞台『弱虫ペダル』。その最新公演である舞台『弱虫ペダル』SPARE BIKE篇~Heroes!!~が、3月19日に大阪・サンケイホールブリーゼにて開幕した。
今作は『弱虫ペダル』のサイドストーリーである「SPARE BIKE」を原作としていて、Heroes!!というタイトルからは、主人公・小野田坂道の先輩たちへの思いやリスペクトが伝わってくる。「SPARE BIKE篇」は、先輩たちの過去の物語を中心に本編とは一味違った『弱虫ペダル』の物語を舞台上で描いていく内容となっている。
キャストが今回からほぼ一新され、新しい坂道役の曽田陵介がママチャリで登場するところから物語は始まる。坂道はストーリーテラー的なポジションとなり、総北高校の巻島、金城だけでなく、箱根学園の福富、荒北、東堂、新開、広島呉南の待宮、井尾谷、京都伏見の石垣といった、坂道が1年生だった時の先輩たちの知られざる過去を描いていく。また終盤には、大学生となった彼らのエピソードも展開されていて、カーテンコールでは公演直前に振付動画が公開され話題となった「恋のヒメヒメ☆ぺったんこ」が約5年ぶりに「ペダステ」に復活! 新キャストたちのキレのある踊りにもご期待を!
[小野田坂道役:曽田陵介コメント]
今回、舞台『弱虫ペダル』に小野田坂道役として出演させていただけること、本当にうれしく思います。原作の「SPARE BIKE」は全てのエピソードがとても熱く、笑いあり涙ありの感動ストーリー。それを西田シャトナーさんの演出の下、「SPARE BIKE篇」として舞台上から皆さまにお届けできることがすごく楽しみです! すぐにのめり込める物語になっていますし、原作の細かいポイントも見つけていただけると思いますので、ぜひ劇場でお楽しみください。誰一人欠けることなく、千秋楽まで駆け抜けます!
大阪公演は終了。東京公演は3月26日(金)~28日(日)まで日本青年館ホールにて。
©渡辺航(秋田書店)2008/舞台『弱虫ペダル』製作委員会