名作が平成の世に舞台でよみがえる! 1985 年に宗田理により書き下ろされた『ぼくらの七日間戦争』。当時の中高生を中心にブームを生み、瞬く間にベストセラーとなった。1988年には宮沢りえの映画初出演作として実写映画化され、大ヒットした。さらに2019年冬にはアニメ化もされて、そしてついに2020年秋、今でも色あせない名作の初の舞台化が決定した。
『ぼくらの七日間戦争』は、大人による管理教育に反抗した主人公たちが廃工場に立てこもり、爽快な逆襲劇を繰り広げるストーリー。思いがけず起こる事件や難題に立ち向かう子どもたちの勇気と知恵と行動力も本作の魅力の一つ。彼らの成長を目の当たりにし、見るもの全てに、青春時代に胸を熱くした思いをよみがえらせる名作だ。
今回主役となる菊地英治役を、映画・ドラマ・舞台での活躍が目覚ましい馬場良馬が主演する。さらに柿沼直樹役にはSUPER★DRAGONのメンバーとして注目の志村玲於をはじめ、物語の軸となる“ぼくら”は若手ながらも舞台経験豊富なキャストが出演する。
“ぼくら”の中でヒロインとなる中山ひとみ役はAKB48で活躍中の濵咲友菜が演じ、その他劇団4 ドル50 セントの國森桜が出演するなど、作品に華を添える女性陣にも注目だ。そして、“大人役”では、志村玲於演じる柿沼直樹の母親役に遠山景織子が、 “ぼくら”の最大の味方となる老人役に石橋保、“ぼくら”の通う学校の教頭役に酒井敏也と、実力派がそろった。
公演は9月11日(金)~20日(日)まで、東京・かめありリリオホールにて。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行った上で、国や都のガイドラインに基づき、客席を半数にして上演予定。