7月に東京・よみうり大手町ホールにて、音楽朗読劇『日本文学の旅』を上演することが決定した。出演は、映像や舞台で活躍中のA.B.C-Zの橋本良亮と俳優の新納慎也。2人が初タッグを組み、歌と音楽を融合した新しい朗読劇に挑戦する。
『日本文学の旅』は、あらゆる日本文学作品がそろっている“架空の図書館”を舞台に、司書と読書家にふんした2人の旅人(橋本と新納)が時空を超えた文学の旅をするもの。“架空の図書館”には、『古事記』『日本書紀』~『源氏物語』~夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介などの近代文学まで、日本人の心の原点とも呼べる数々の珠玉の文学作品がそろっている。2人の文学の旅人は、数多ある作品群から、選りすぐった名シーン、名セリフを朗読し、オリジナル音楽と共に各作品を立体化する。
演出を務めるのは鈴木勝秀。よみうり大手町ホールの、音楽ホールとしての特性を最大限に生かし、“音”を軸とした演出を鈴木が施す。シンプルな舞台美術、モノトーンの衣裳、スタイリッシュな照明。歌と共にエンターテインメントとしての成立を目指していく。『日本文学の旅』は、日本語としての面白さ、美しさを前面に押し出して、限りなく音楽に近い演劇作品を届ける。
公演は7月9日(木)~22日(水)まで、東京・よみうり大手町ホールにて。チケットの一般発売は6月20日(土)。