英国の演劇プロデューサーであるマイケル・ハリソンと梅田芸術劇場が共同で企画した世界初演となる新作オリジナルミュージカル『The Illusionist-イリュージョニスト-』が、今年12月に東京・日生劇場で上演される。
本作は、スティーブン・ミルハウザーの短編小説が原作で、2006年に「幻影師アイゼンハイム」のタイトルで映画化もされた作品。19世紀末のウィーンを舞台に、天才幻影師と公爵令嬢の禁断の愛、傾国の危機が迫るオーストリア皇太子の苦悩などが描かれている。脚本はピーター・ドゥーシャン、作詞・作曲はマイケル・ブルース、そして演出はミュージカル『タイタニック』、『パジャマゲーム』、『グランドホテル』などの作品を日本で手掛けてきたトム・サザーランドが担当するなど英国演劇界の実力派スタッフが集結。
そして注目のキャストは、主役の幻影師(イリュージョニスト)・アイゼンハイム役に三浦春馬、 皇太子役に海宝直人、公爵令嬢ソフィ役に愛希れいか、ウール警部役に栗原英雄、興行主ジーガ役に濱田めぐみと豪華な俳優陣が顔をそろえた。
[三浦春馬 コメント]
驚きを何度もくれる台本を読み、記憶に残りつい口ずさんでしまう楽曲を聴き、新たな名作のクリエーションに立ち会えること、身が引き締まる思いです。キャストの皆様とは以前から共演できることを強く心待ちにしていたので、とてもうれしいです。親切で豊かな創造性を持ち合わせたトム・サザーランドさんの力強い指揮の下、スタッフ、キャスト一丸となって日本から皆様に愛され続けるミュージカルを作っていきます!
[海宝直人 コメント]
世界初演となる今回の公演に参加させていただけること、演出のトム・サザーランドさんをはじめとする海外クリエーターチームの皆さん、そして素晴らしい共演者の皆さんと新作を作り上げられること、とても光栄に思います。映画では映像技術を多用していたアイゼンハイムのイリュージョンを舞台上でどのように表現するのか、ワクワクしながら想像を膨らませています。皆様どうぞ、お楽しみに!
[愛希れいか コメント]
このたび、ミュージカル『イリュージョニスト』にソフィ役で出演させていただきます。世界初演の作品に携われることを光栄に思います! 演出家のトム・サザーランドさんが作り上げる世界観が今からとても楽しみです。精一杯努めて参りますので、よろしくお願いいたします。
公演は12月~2021年1月まで、東京・日生劇場にて。