所属する「原因は自分にある。(略称:げんじぶ)」について、メンバーについて、さらに吉澤さんの近況までお伺いしました!
――作品に出ることが決まって、「げんじぶ」メンバーからはどんな反応がありましたか?
「すごいな!」って、まずはみんな言ってくれて。でも、プレッシャーばっかり掛けてきました。もちろんふざけて、ですけど(笑)。みんなが「やばいじゃんその役、匠海さんいんじゃん!」とか言って。メンバーだからそんなに重くは取らなかったけど、励ましっていうよりプレッシャーを掛けられた感じでしたね(笑)。一応「げんじぶ」を代表して僕が出演するという責任感もあったので。それを改めて再確認させてくれたのはメンバーかなって思います。
――吉澤さんのブログを拝見していると、メンバー愛がすごく強い方なのだなという印象を受けました。
そうですね~(照)。なんか仲良くしなきゃいけないとかそういう気持ちがあるわけじゃなくて、なんかみんな…愛を持って接したくなる人たちっていうか。自然とそうなっちゃうところがあって。…なんなんでしょうね?(笑) でもメンバーといる時間がすごく好きなんですよ。それが一番大きいと思います。
――ブログを書く時に心掛けていることはあるのですか?
メンバーについてのブログを書く時は、もうひたすらそのメンバーのことを思い浮かべて書くんですよ。うん…だから愛が込められるのかなって思います。
ーー「げんじぶ」メンバーはご自身にとってどんな存在ですか?
家族みたいって言ったら確かにそうなんですけど。でもやっぱりそこは家族じゃなくて、ちゃんとメンバーとして見ていたいっていう思いが自分の中であって。だから、仲はいいけど家族ではないなぁ…。
――高め合う、という点でライバル的な関係性もありますか?
元々このグループになる前、それぞれがライバルとしてバトルしてきて。そのバトルの中でどんどん勝ち残ってきたメンバーで組んだグループなんですよ。だからその当時は、結構ライバル意識っていうのはあったんですけど。そういう意識を持っていた、言っちゃえば“敵”みたいな存在だった人と一緒になってやっているわけで。そうすると、自然とそういう意識って湧かなくなってて。もちろんお芝居や個人の活動では他のメンバーに負けたくないという思いはあるんですけど、やっぱり一番に思うのは、“一緒にいいパフォーマンスを作りあげたい”っていう気持ちだから。だからもうライバルではないんです。なんでしょうね…自分の日常になっているのかなって思います。メンバーといる時間が、寝る時間とか食べる時間とかと同じように、僕の人生における日常の時間になっているんです。
――すてきな関係性ですね。吉澤さん個人のお話も伺いたいです。念願のカメラを始めたと。
3年前から欲しくて、徐々にお金を貯めて買いました。欲しいものって、人間生きていたら出てきちゃうじゃないですか。だから例えば5000円持っていて、欲しいもので値段の違う2種類がある…4000円と5000円の似たような商品があるとかだったら、4000円の方を買って、そこで浮いたお金を3年間貯め続けたんです。それで買えたカメラなんです。だけどまだメンバーに自分のカメラは見せられていなくて。いつかMV撮影の時とか、1日中一緒にいる時間がある日に持って行って、メンバーの写真をたくさん残しておきたいです。
――吉澤さんやメンバーの皆さんになかなか会えない日々が続き、寂しい思いをしているファンの皆さんにメッセージを。
皆さんに寂しく思っていただけているということが、まずありがたいです。でも、寂しいって思っているのは僕たちも同じで。まず予定していたライブがなくなっちゃうっていうことはすごく寂しいことだし、本番で皆さんに会えなくなっちゃうっていうことも本当に悲しいことで。寂しく思っているのはお互い同じなんだってことをまず分かってほしくて。でもその中でも、会えない期間が長くなればなるほど、愛おしくなるものがあって。次に会えた時の喜びはお互い半端なく大きなものになると思うから。それまでは、僕たちのブログや動画を見て、会えない期間もしっかりとプラスに捉えてほしいです。長い期間になるかもしれないけど、お互い次に会える“いつか”を楽しみに待ちたいなって思っています。
よしざわ・かなめ 2003年7月12日生まれ、東京都出身。7人組ボーカルダンスユニット「原因は自分にある。」に所属し、2019年にメジャーデビュー。
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