2020年、Prime Videoのプライム会員向けサービスを日本で開始して5周年を迎えるAmazonが今秋、オリジナルドラマシリーズ「誰かが、見ている」をAmazon Prime Video（以下Prime Video）にてプライム会員向けに独占配信する。本作を手掛けるのは、日本のエンターテインメント界を代表する三谷幸喜と香取慎吾だ。二人のプロジェクトにAmazonが企画から参加・制作する、日本オリジナルドラマシリーズの記念すべき第一弾となる。
2004年の大河ドラマ「新選組！」、18年に上演された舞台『日本の歴史』など、魅力的な作品を制作してきた三谷と香取がタッグを組んで今回送るのは、シットコム。シットコムとはシチュエーションコメディーの略で、海外で親しまれているドラマジャンルであり、同じ舞台と主要キャストで繰り広げられるコメディードラマの形式だ。三谷ならではのしゃれた会話、思いがけない仕掛けの数々が展開する中、香取がその高い要求に応えていく様子に注目したい。
【三谷幸喜のコメント】
「17年前にやはりシットコムの『HR』をやって、またいつか香取さんとこのジャンルに挑戦したいと思っていました。『日本の歴史』を終えた時、（香取に）『次は何をやるんでしたっけ？』と聞かれ『シットコムです！』と答えた。その時の香取さんのうれしそうな顔が印象的でした。シットコムは俳優としての柔軟性も含め香取さんにぴったりだなと思います。今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”が多かったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン。それもわくわくしています」
【香取慎吾のコメント】
「三谷さんとまたお仕事ができて本当に楽しかったです。難しいことへの挑戦でもありましたが、いつも現場は笑いに包まれていました。『どこから見ても、どこを見ても面白い、それがシットコムだ』と三谷さんが教えてくださったとおりの作品になっていると思います。Amazon Prime Videoで配信されるので、誰もが見たい時に見られるのはもちろんのこと、ぜひ皆さんに繰り返し何度でも見ていただき、笑顔になっていただけたら僕もうれしいです」
Amazon Original新ドラマシリーズ『誰かが、見ている』
主演： 香取慎吾
脚本： 三谷幸喜
配信： 2020年秋Amazon Prime Videoにて独占配信
これまでの三谷幸喜＆香取慎吾タッグ作品
- 1999年ドラマ「古畑任三郎VS SMAP」（フジテレビ系）
- 1999年ドラマ「合い言葉は勇気」（フジテレビ系）
- 2002年～2003年ドラマ「HR」（フジテレビ系）
- 2004年大河ドラマ「新選組！」（NHK）
- 2006年映画『THE有頂天ホテル』
- 2008年映画『ザ・マジックアワー』
- 2009年、10年舞台『TALK LIKE SINGING』
- 2009年ドラマ「古畑任三郎 vs SMAP」（フジテレビ系）
- 2015年舞台『burst!～危険なふたり』
- 2015年映画『ギャラクシー街道』
- 2018年舞台『日本の歴史』
