舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」の公演初日を前に会見が行われ、ジャニーズWESTの桐山照史、柄本時生、八嶋智人、段田安則と、作・演出を務める鄭義信が登壇した。
シェイクスピアの代表作「ロミオとジュリエット」を原案に、キャストは全員男性、セリフは全編“関西弁”で繰り広げられる本作。ロミオを演じる桐山は、「(ジュリエット役の柄本と)見つめ合うシーンの後、暗転したときにクセで肩をポンポンってしてるらしいんです。それを“口説きに行ってるやん!”ってずっと言われてます」と、笑いながら稽古のエピソードを披露。この話に八嶋は「今までモテてきた男のやり口だなって思います(笑)」とツッコミを入れた。
一方、柄本は「この役の話が来たとき、2度聞きしました。お仕事は絶対に断らないって決めてるんですけど、初めて“考えてみたい”って言いました。でも、がんばればどうにかなるだろう」と思い、引き受けたという。また柄本は「父(柄本明)や兄(柄本佑)から桐山について「『いい役者』と噂を聞いていた。共演が楽しみでした」と話した。
最後に、桐山は「初めは(突飛な設定や芝居に)驚くかもしれませんが、きっと全員が愛おしくなって、最終的に何かを感じていただけるはず。世界一不器用なロミオとジュリエットをぜひご覧ください」とアピールした。
公演は3月4日まで東京・Bunkamura シアターコクーン、8日から15日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。