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佐藤アツヒロが新橋演舞場での初主演作に挑む 「パワハラ」をテーマにしたお仕事コメディー!

現代の社会問題である“パワハラ”をテーマにした、笑いあり涙ありの佐藤アツヒロ主演のお仕事コメディー「ブラックorホワイト? あなたの上司、訴えます!」が、8月21日(水)に東京・新橋演舞場にて開幕。初日公演を前に公開ゲネプロと囲み会見が行われた。

物語の舞台はリフォームやリノベーションを請け負う営業所。本社のエリート街道を進む主人公(佐藤アツヒロ)にとって憧れの先輩である営業所の所長がパワハラで訴えられたのが物語の始まり。真相究明のために、他人になりすまして問題の営業所に潜入した主人公だが、表と裏を使い分けるキャラの強い社員たちに悪戦苦闘するというお話…。

ゲネの前に行われた囲み会見には、佐藤アツヒロを始め、内博貴、真琴つばさ、八十田勇一、斉藤優里、愛原実花、福田転球、羽場裕一の個性豊かなキャストたちが登壇。作品にかける思いや、稽古場での様子などを語った。シビアなテーマを扱った作品ではあるが、コメディらしく、会見も終始笑いに包まれた和やかな場となった。

まずは初日を迎えた心境を聞かれて佐藤アツヒロは、

佐藤「チームワーク抜群で、すてきなコメディーになったと思います。お仕事コメディーですが、人間の物語が深く描かれていて内容的にもしっかり観られるところがたくさんあるので、人間模様も楽しんでいただければと思います」

数々の舞台に主演してきた佐藤アツヒロだが、新橋演舞場での主演作は初めてのこと。

佐藤「緊張します。でも舞台稽古で雰囲気など全てをしっかり受け止めて、“やるぞ!”という気持ちで準備はできてますから大丈夫です。他の劇場との違い? 空気感というか歴史というか…目に見えないものですよね」

“パワハラ”がテーマということで、ジャニーズ事務所の後輩である内博貴には、佐藤との関係についての質問が飛んだ。

内「僕も楽しくやらせていただいております。パワハラもなく(笑)、(佐藤は)大先輩ですが、普段から“先輩先輩”せず普通に接してくれるので、一緒にいて居心地のよい空気をつくってくださるんです」

真琴つばさと愛原実花も、宝塚の先輩後輩だ。

真琴「2人でいることが多いのですが、私は愛原さんがいてくれると落ち着きますね。男役の気分になります。心が安らぐ思いがします」

愛原「並ばせていただくと、相手役になれているような気持ちになってうれしいです」

舞台経験豊富なキャストが多い中で、元乃木坂46の斉藤優里は、本作が卒業後初の舞台出演となる。

斉藤「私は(乃木坂46卒業後)初舞台ですが、皆さんすごく優しいのですぐ溶け込ませていただきました。お菓子効果もありました! 私が持ってきたおせんべいを羽場さんも食べてくださいました(笑)」

会見の後半、新橋演舞場の楽屋の“のれん”について話がおよんだ。

佐藤「楽屋のれんですが、いつも新橋演舞場で(ジャニーズの公演を)やるときにジャニーさんが自分の部屋で使っていたものを使わせていただいています。色は紺の何でもないのれんですが…すごい気持ちです。(ジャニーさんの思いを)しっかりと受け止めて頑張りたいと思います」

内「僕は錦織さんが墨書してくれたのれんを使っています。以前僕の目の前で書いてくださったもので、それをずっと使っています。でものれんに僕の名前は書いてなくて、“錦織一清”とだけ書いてあるんですけどね(笑)」

最後に改めてメッセージを求められた佐藤アツヒロは、

佐藤「『ブラックorホワイト?』チームワークで突っ走りたいと思います。頑張って皆さんに笑いと涙と、最後には幸せになってもらえるようなお芝居を創っていきたいと思っております。よろしくお願いします!」

と語って会見を締めた。

9月5日(木)から、北海道、石川、富山、大阪でも巡業公演がある。

 

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