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城 南海の全国ツアー「ウタアシビ2018冬」が開幕へ

城 南海の冬の全国ツアー「ウタアシビ」が今年も開催される。城の故郷・奄美大島では、人が集まると誰かが三味線を弾きだして会話するかのようにウタアシビ(唄遊び)が始まるのだそう。シマ唄をルーツに持つ城の歌声に包まれて…ツアー会場で冬のウタアシビを満喫!

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――全国ツアー「ウタアシビ2018冬」の開催に向けて、今はどんな準備段階ですか?

楽曲を20数曲まで絞りました。来週からリハーサルが始まるので、そこで演奏してみてセットリスト固めていきましょう、という段階です。

――ソロで2時間のライブ。エネルギー消費量がすごそうですね。

そうなんです、全身を使って歌うので、本番が続くとすごく痩せていきます。終わったら「お肉食べたい~!」ってなります、いつも。

――ツアー中に何かセーブしていることはあるのですか?

前日に飲み過ぎないこと、ですかね。エヘヘヘヘ(苦笑)。

――では、ツアーの中で特にこだわりたいことは?

「ウタアシビ」というタイトルはいつも付けているんですけれど、今回はデビュー10周年を控えたツアーということで、皆さんへの感謝の気持ちも込めて、デビュー当時の楽曲も歌いたいなと思っています。10周年を迎えるので、自分にとって新たな一歩となる「遠い約束」という作品を会場で販売するんですけれど、その曲もステージで披露します。これまで、これからの城南海のスタイルを見てもらえるようなライブにしたいです。各地で歌って遊んで、楽しいウタアシビのコンサートにしていきたいなと思ってます。

――「遠い約束」は、城さんが作詞と作曲をしていらっしゃるんですね。

はい、今日の朝も絶賛作っていました! まだ完成していないんです。この後、最後の一曲を録るんです。

――歌詞や曲はどのように作っていくのですか?

今回は「この日までに作る!」って目標を決めて作りました。家でピアノをポロポロと弾いて、鼻歌を歌いながら、こんな感じかなあって旋律を書いて。ディレクターさんに聴いてもらって、OKが出たらアレンジャーの方にお渡しして。その後、私もアレンジを聴いて、音から湧いてくるイメージと自分のベースにある気持ちを歌詞にしていきました。これまではあんまり、自分で楽曲を作ったことがなかったんです。テーマが決まっていて作った曲が4、5曲あるぐらい。これからです!

――福岡、大阪、名古屋、東京を巡るツアーということで、今から楽しみにされていることは?

やっぱり、会場によって人の雰囲気が違うので。皆さん、その土地の良さ、空気感がありますよね。関西だったら踊ってくれたり、シャイだけど皆さんがじっくり聴いてくれる地域があったり。拍手の音色も歌を聴いている時の表情も会場ごとに変わってくるので、皆さんの雰囲気で私の歌も変わると思うんです。そういう化学反応を楽しみながら、もちろんライブが終わった後のご当地ご飯も楽しみにして、頑張りたいと思います。

――ツアーの後は、12月26日にお誕生日を迎えますね、おめでとうございます。

そうなんです、ありがとうございます。

――1年を振り返って、自分を褒めてあげたいこと、ちょっとだけ反省していることはありますか?

褒めてあげたいこと。ふふふ、何だろう。今年は「西郷どん紀行~奄美大島・沖伊良部島編~」の楽曲を作詞するなど、自身で楽曲を制作したので、新しいステップを踏み出すことができたと思っています。反省する点は…。飲み過ぎないようにしたいと思います(笑)。 以前、島のみんなで集まって沖縄料理屋さんで飲んだ翌日、私はそんなにお酒が残らないタイプなんですけれど、泡盛が効いたらしくて、もう結構グロッキーな感じでした。ちょっと気をつけたいと思います、ふふふ。

――ずばり、お酒は強い方?

強い、のかな? 島の人には、私よりもすごい先輩がいっぱいいるんですよ。元ちとせちゃんとか、中孝介くんとか。「唄島プロジェクト」という奄美の情報発信プロジェクトがあるんです。この間も奄美アーティストで集まって、「懐かしい未来へ」という楽曲をみんなで歌って、飲んでました(笑)。

――奄美出身のアーティストの方は、結びつきが固いイメージがあります。

そうですね、すごく固いと思います。奄美独特かもしれないですけれど、「〇〇兄ちゃん、〇〇姉ちゃん」って呼び合ったりして、みんなが家族みたい。

――お誕生日が12月26日だと、子どもの頃は25日にクリスマスを祝って、26日にお誕生会をされていました?

クリスマスとお誕生会は一緒でした、ケーキも1個。冬休みに入っているから、学校でお祝いしてもらったことがないんです。毎年、家でクリスマスケーキと一緒にバースデープレゼントって感じでしたね。何だか損した気分、アハハ! でも、私のお兄ちゃんも12月28日生まれなので、お兄ちゃんの分も一緒にされちゃったんですよ、それはそれで楽しかったです。

――思い出深い誕生日エピソードはありますか?

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