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BSスカパー!で、4月14日からオリジナル連続ドラマ「バウンサー」の放送がスタートする。原作は、男性に限らず女性からも絶大な支持を集める漫画家・みずたまことの「バウンサー」(秋田書店刊『別冊ヤングチャンピオン』連載中)。夜の街の安定を守る屈強なる用心棒集団を描き、“アウトロー×職業モノ”として新ジャンルを開拓した原作を、オリジナルストーリーも交えながら実写化に挑む。
こらえ性がなく、許せないことがあるとすぐに喧嘩をしてしまう獅子戸丈一郎(ししど・じょういちろう)は、ある出来事がきっかけで夜の街の用心棒集団・民間警備会社「東京フィスト」に入社することに。敏腕社員で超高圧的な性格の直属の上司・蜂野信也(はちの・しんや)や次々と現れる猛者たちに圧倒されながらも、獅子戸は肉体的にも精神的にも少しずつ成長していく。
獅子戸役を俳優・平埜生成(ひらの・きなり)が、蜂野役をダンスボーカルグループ・超新星のリーダー、ユナクが演じる。主演2人がそろった撮影では、韓国から到着後すぐに現場へ合流したユナクがキャストやスタッフに声をかけ、現場を盛り上げた。
平埜は、この作品で日本人役を初めて演じるユナクに日本語のイントネーションについてアドバイスを送ったアクションシーンも多いこのドラマでは、息の合った演技が必要不可欠。自主的に2人でセリフ合わせをするなど、作品に対する意気込みが伝わってくる現場から、作品の仕上がりに期待が高まる。
平埜は「4月にぴったりの作品だと思います。腐った若者が何かを見つけようと、光に向かって歩み出す話です。新しい何かを始める人にぜひ見てもらって、自分自身の譲れないモノを見つけてもらえるとうれしいです。“獅子戸がどんな人生を歩んできたか”ということはブレないようにやっていきたいです。映像化でしか表現できないこと、漫画でしか表現できないこと、“なぜこの作品を実写化するか?”を考えて演じたいです」。
ユナクは「日本人の役が初めてでプレッシャーはありますが、スタッフ含めキャストの方たちが指導してくれるし、すごく勢いを感じます。平埜くんは獅子戸と真逆の性格で、真剣に役作りを考えていてすごいなと感心しています。蜂野は自分の性格と近いキャラクターで、自分なりの蜂野に消化できるように演じたいと思います。この作品を見た人に『(原作の蜂野に)本当、近いな』、『(蜂野の役が)ユナクでよかったな』『ユナクが演じているように見えなかった。蜂野にしか見えなかった』と言われたいです」と作品への意気込みを語った。
BSスカパー!オリジナル連続ドラマ「バウンサー」は、BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス 579)で4月14日(金)放送スタート。第1話は無料放送。