ミュージカル「グレート・ギャツビー」の製作発表記者会見が1月30日に行われ、井上芳雄、夢咲ねね、田代万里生ら主要キャストと、脚本・演出を手がける小池修一郎が出席。会見の後半には、井上が劇中ナンバー「夜明けの約束」を披露した。
井上は「これまで自分が出演してきた作品がこの『ギャツビー』のためにあったと言えるような作品にしたいです。ギャツビーという役は俳優であったら誰もがやりたいと思うような素晴らしい役。プレッシャーしかないですが、全部受け止めながら、このメンバーでまだ誰も観たことのない『ギャツビー』を作り上げられたら」と意気込みを語った。
さらに「男性のロマンチックなエキスを全部集めたらギャツビーになるんじゃないかな。男ってロマンチックで、あとバカですよね(笑)。バカなロマンチストというのは、男性のある種の理想。ギャッツビーの結末はどうあれ、彼は“生ききった人”だと思います」と、これから演じることになるギャッツビーについて印象を語った。
ミュージカル「グレート・ギャツビー」は、F・スコット・フィッツジェラルドの同名小説が原作で、ハリウッド映画にもなった作品。1920年代を舞台に若き大富豪のジェイ・ギャツビーを取り巻く人間模様を描いている。本公演の脚本・演出の小池は、これまで1991年に宝塚歌劇団でミュージカル「華麗なるギャツビー」を手がけ、1992年、2008年と上演を重ねている。
本公演は、2017年5月8日から29日まで東京・日生劇場、6月3日から15日まで愛知・中日劇場、7月4日から16日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、7月20日から25日まで福岡・博多座にて。
チケットは、東京公演が2017年2月11日、愛知公演は2月25日、大阪公演は3月11日、福岡公演は5月13日に発売される。