長野博が今秋上演されるミュージカル『バイ・バイ・バーディー』で、自身初となるミュージカル単独初主演に挑む!
ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』は、1960年代のアメリカを舞台にした作品。一度聴いたら忘れられないキャッチーな楽曲に彩られ、キュートでパワフル、底抜けにハッピーなコメディーミュージカルだ。
本作が誕生した当時、アメリカ中を熱中の渦に巻き込んでいたキング・オブ・ロックことエルビス・プレスリーの徴兵エピソードからヒントを得て作られたこのミュージカルは、ブロードウェーでロングランヒットの大好評を博した。61年にミュージカル作品賞をはじめとするトニー賞を受賞するなど観客を沸かせ、63年には映画化、09年にはブロードウェー再上陸を果たすなど長らく愛されている。
翻訳・訳詞を高橋亜子が手掛け、演出・振付はダンサー、振付家として活躍しているTETSUHARUが務める。
スタイリッシュで躍動感あふれるステージングに彩られた、新たな『バイ・バイ・バーディー』がこの秋誕生する!
本作の主人公、音楽会社でマネジメントをしているアルバート・ピーターソンを演じるのは、V6 のメンバーとして26年にわたり第一線で輝き、ソロでも舞台・映画・TV とジャンルを問わず活躍、懐の深い包容力が魅力の長野博。アルバートの恋人兼秘書のローズは、宝塚歌劇団の元トップスターでミュージカルを中心に活躍している霧矢大夢が演じる。世界中の女性をとりこにしているスーパーロックスター・バーディーは、ミュージカル界からも引っ張りだこでアーティストとしてライブのステージにも立つ松下優也が務める。
また、キレの良いダンスで舞台を中心に活躍している寺西拓人、元さくら学院のメンバーでかれんな佇まいと伸びのある歌声が魅力の日髙麻鈴、舞台を中心に確かな演技力で活動の幅を広げている内海啓貴、卓越した歌唱力でミュージカルを中心に活動する敷村珠夕。さらに、アルバートの愛情深い母親・メイは迫力ある歌声とステージ上の存在感は唯一無二の田中利花、元宝塚歌劇団で抜群の歌唱力を誇る樹里咲穂、魅力のバリトンボイスで舞台を染め上げる今井清隆といった、華と実力を備えたバラエティー豊かな実力派がそろう。
[アルバート・ピーターソン役:長野博コメント]
このたび、主人公アルバート・ピーターソン役を演じることになりました長野博です。役柄としては、優しくてどこか優柔不断なところもある人物ですが、仕事やプライベートで巻き起こる問題を、ポップな音楽とダンスにのせながら駆け抜けるようにお届けするコメディー・ミュージカルです。“60年代のアメリカ”という印象の、華やかで派手で分かりやすいギャグなどもふんだんに使われていてどこかばかばかしく、それでいて心が豊かになるようなところもある、とても面白い作品です。以前、ミュージカル『MASK』に出演した際に劇中で使用されていた「Put on a Happy Face」という歌が、一回聴いたら耳に残るとてもいい曲だなと記憶に残っていました。この作品に使用されていた曲だと知って、「あ! あの曲だ!」ととてもうれしくなりました。その曲をこうして歌えることになり、とても楽しみです。まだまだ、大変な状況下ではありますが、この作品を見てミュージカルは楽しい、心を豊かにしてくれるものだと改めて感じていただけたらと思います。劇場に足をお運びいただけたらうれしいです。
公演は10月18日(火)~30日(日)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。以降、11月5日(土)~7日(月)まで大阪・ 森ノ宮ピロティホール、11月10日(木)に東京ファイナル公演を東京・パルテノン多摩 大ホールにて。