フリーアナウンサー・タレントとして活躍する川田裕美が、2017年1月5日にスタートする連続ドラマ「増山超能力師事務所」第1話に出演することが決定。また、赤塚不二夫のギャグ漫画のスペシャルドラマ「天才バカボン2」(2017年1月6日よる9時から放送)にも出演するなど、かねてよりの夢だった女優としての本格デビューを果たす。
「増山超能力師事務所」について、川田アナは「アナウンサーとして日本超能力師協会の専務理事にインタビューするという役どころでしたが、それはもう大変なことになりました。なんと台詞が17行もあったんです!こんなに多いのは初めてでした」と役どころとともに、初挑戦となった長台詞に驚いたことを明かす。また、「相手役が鹿賀丈史さんでしたので、緊張と不安で当日まで生きた心地がしませんでした」と大物俳優との共演を振り返り、「鹿賀さんは実際にお会いすると、私の硬い演技でやり直しになっても穏やかに付き合ってくださる優しい方でした」と印象を明かした。そんな緊張の撮影において、久万真路監督からは「自分の番組にゲストを迎えているのだから、もっとリラックスした感じで」と演技指導をされたとのことだが、「なかなか苦労しました。“目の前に鹿賀丈史さんがいたら無理ですよ・・・”と思いながらも、“ここはミヤネ屋。私は宮根誠司”と宮根さんを思い出しながら演じました」とコメント。撮影場所が自身も馴染みの深い「ミヤネ屋」の東京スタジオだったことが、安心に繋がったと分析していた。そして、「自分が勤めていた読売テレビのドラマに出演出来たことは本当に嬉しいです。現場にも先輩方が大勢いて少し恥ずかしかったですが、安心して撮影を終えることが出来ました」と感慨深げに語った。
一方、国民的ギャグ漫画である「天才バカボン2」への出演については、「国民的マンガのドラマですので、一作目もとても注目していました。まさか私にオファーしてくださるなんて夢にも思っていなかったので純粋に嬉しかったです」と素直な気持ちをこぼす。「新春!人気女子アナ大会」という設定の番組で、世界一難しいと言われる、とある「競技(ゲーム)」の参加者として、袴&たすき&ハチマキ姿で登場する川田アナ。衣装に触れて、「華やかな袴姿での撮影はウキウキしました。リハーサルを重ねるうちにどんどん本気になってきて、手を畳に何度も打ちつけながら撮影しました」と楽しげに撮影を進めていた様子。栗原甚監督から「ちはやふるの広瀬すずさんのイメージで(演じて欲しい)」と言われたそうで、「髪型も広瀬さんっぽくしています。なんだか申し訳ないですが・・・(笑)」とアピールしつつ、「そんな細かい部分も是非楽しんでください!」と注目ポイントを紹介した。川田アナも挑戦するこの「競技(ゲーム)」は、バカボンのパパやハジメちゃんもドラマの中でやっており、今回のドラマの非常に「重要なアイテム」になっている。その「競技(ゲーム)」とは…ドラマを観てのお楽しみに!!
フリーになる際の会見では、今後のやってみたい仕事のひとつに「女優」をあげていた川田アナ。最後に、「フリーになって1年半ですが、こんな機会がくるとは思ってもいませんでした」と喜びを明かし、「演技はとても難しかったですが、どちらも本気で取り組んでいます。違和感なくドラマに溶け込めていることが理想ですが、少しだけ気にしながら見ていただけると嬉しいです」とアピール。そして、「次はアナウンサー役以外もやってみたいです!」と今後の女優業への意欲を見せていた。