10月14日、「TBS DRAMA COLLECTion 2023 Autumn!!」が開催された。日曜劇場「下剋上球児」から鈴木亮平、黒木華、井川遥、小日向文世、火曜ドラマ「マイ・セカインド・アオハル」から広瀬アリス、道枝駿佑、イモトアヤコ、安藤政信、金曜ドラマ「フェルマーの料理」から高橋文哉、志尊淳、小芝風花、仲村トオルなどTBSの秋ドラマを彩る豪華キャストが登場。司会はニューヨークの屋敷裕政と嶋佐和也、日比麻音子アナが務めた。

大勢の観客の熱気に包まれながら、ブルーカーペットを歩いてキャスト陣が登場。TBSモニュメントにサインをするパフォーマンスも披露し、会場は大盛り上がりに。

制作発表イベントは、「フェルマーの料理」のコーナーからスタート。本作は、夢破れた天才数学少年・北田岳（高橋）が料理界のカリスマ・朝倉海（志尊）とともに、料理という難題に向かって数学的思考で立ち上がる姿を描いた青春ストーリー。高橋について志尊は、「こんなにちゃんとした22歳いるんだって思った」とべた褒め。一方、高橋は「淳くんにちゃんと甘えちゃおうと思って。ふわっと受け入れてくれるお兄ちゃんみたいな存在です」と答え、２人の仲の良さが垣間見えた。現場の雰囲気について、志尊は「お芝居裏では、みんなでおいしいまかないを食べたり、ゲームをしたりしています」とエピソードを披露。本格的な厨房や、調理師免許を持っている高橋をはじめ俳優たちの手さばきにも注目だ。

続いて「マイ・セカンド・アオハル」チームが登場。本作は不運続の30歳のOL・白玉佐弥子（広瀬）が、“学び直し”を決意して大学生活をスタートするラブコメディー。TBSドラマ初主演となる広瀬は「TBSさんのドラマに出演させていただくのも10年ぶり。完全オリジナル作品なので、毎話楽しみに台本を読んでいます！」と意気込んだ。道枝演じる小笠原拓がクールでミステリアスと紹介されると、司会のニューヨークがにやにや。それに対し、道枝がツッコむ場面も。“ドジっ子さん”だという安藤政信の意外な一面も飛び出した。ドラマの見どころについて、広瀬は「何歳になってもチャレンジしていいという応援メッセージが込められているので、ぜひ見てください！」とアピール。

最後に登場したのは、「下剋上球児」チーム。本作は、社会科教師が弱小高校野球部の部員たちと甲子園を目指す3年間の軌跡の物語。2年ぶりの日曜劇場となる鈴木は「実際のスタジアムをお借りして、何千人ものエキストラさんにも集まってもらうなど、日曜劇場のスケールの大きさを感じています。“生きているって素晴らしいな”と感じてもらえるドラマになるはず」と気持ちを明かした。さらに三重弁に苦戦したという井川が、少しだけ三重弁を披露。作品内で三重の美しい景色がふんだんに出てくると聞くと、三重出身の屋敷は「絶対に見る！」と大興奮。オーディションで選ばれた球児たちによる本格的な野球プレーも注目だ。手押し相撲が大得意という鈴木は、現場でも球児たちを倒したという撮影のウラ話も。さらに、黒木は三重ロケでおいしいものを食べると写真を撮って鈴木に送って報告しているとか。「特にあなごの冷しゃぶがおいしかった」と三重グルメも紹介した。

最後に、3番組そろってのフォトセッションを実施。志尊「金曜日の夜、皆さんの1週間の疲れが取れるようなドラマになれたら」、広瀬「火曜の夜、一番テンションが下がる時。そんなときにくすっと笑って、道枝くん＆安藤さんにキュンキュンしてもらえたら」、鈴木「日曜の夜、明日からいろいろなことが始まる時に“頑張ろう”と思えるドラマになれたら。ドラマの秋、ぜひ楽しみにしていてください！」と締めくくった。

秋の新ドラマ３番組の出演者が一堂に会して番組への愛をアピールするという、TBSならではの貴重な機会となった。

日曜劇場

下剋上球児

TBS系　毎週日曜　後9.00～9.54

火曜ドラマ

マイ・セカンド・アオハル

10月17日スタート

TBS系　毎週火曜　後10.00～10.57

※初回は後10.00～11.12

金曜ドラマ

フェルマーの料理

10月20日スタート

TBS系　毎週金曜　後10.00～10.54

※初回は後10.00～11.09