宝塚歌劇団花組トップスターとして不動の人気を誇り、現在は女優として幅広く活躍する明日海りお。2003年の宝塚歌劇団入団から20年を迎える今年、東京と大阪にて記念コンサートを開催することが決定した。
華やかな舞台姿と演技力を筆頭とする確かな実力で早くから注目を集め、14年に花組トップスターに就任。5年半におよぶトップ時代には、大ヒット作『エリザベート―愛と死の輪舞(ロンド)―』、名作漫画初の舞台化となった『ポーの一族』などの話題作に主演し、宝塚歌劇を代表する一人として、その人気をけん引した。19年の退団後は『マドモアゼル モーツァルト』『ガイズ&ドールズ』などの舞台のみならず、連続テレビ小説「おちょやん」(NHK)など映像でも活躍。今年も、話題を呼んだ1月期のドラマ「大病院占拠」(日本テレビ系)出演に続き、日本初演のミュージカル『エリザベス・アーデン vs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』、音楽劇『精霊の守り人』と注目作の主演が控えている。
記念コンサートのタイトルは、20th Anniversary Rio Asumi sings dramas『ヴォイス・イン・ブルー』。冠言葉の“sings dramas”は、明日海の繊細かつ熱い芝居心を生かした内容を予感させるが、その通り、過去作のナンバーから新たなミュージカル楽曲まで盛りだくさんの内容を予定しているという。タイトルにも自身の好きな色“青”を取り入れていて、過去と現在と未来の“明日海りお”の魅力あふれる珠玉のコンサートとなりそうだ。
[明日海りおコメント]
このたび、初舞台から20周年を記念してコンサートをさせていただくことになりました。 日頃からずっと胸の内にある、「役者だからこその歌を歌いたい」「一曲の中でもその人として生きる時間を味わいたい」という、理想でありわがままのようでもある信念をsings dramas というタイトルに込めました。昔から応援してくださっている皆さまにも、新たに興味を持ってくださった方にもお楽しみいただけるような良い作品をお届けできるよう、心を込めて取り組んで参ります。ぜひ劇場にお越しください!
20th Anniversary Rio Asumi sings dramas 『ヴォイス・イン・ブルー』は、9月に東京国際フォーラム ホール C、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて開催。詳細は続報を楽しみ に待とう。