サンドどっちマンツアーズ社を舞台に、芸能人プランナー2人がそれぞれの故郷を駆け回り旅行プランを作成・プレゼンし、どちらをイチオシツアーとして売り出すか審査をする“ふるさとカケズリバラエティー”「サンドどっちマンツアーズ」。社長、副社長のサンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけし、会議進行を務める杉浦友紀アナウンサーに、番組の魅力や旅行へのこだわり、思い出を聞いた。
――番組の魅力を教えてください。
伊達 この番組では、本当にマニアックな所を紹介してくれるんです。僕はとにかく国内旅行が大好きなので、「いつかここに旅行に行きたいな」といつも思いながら見ています。本当に旅行会社の人になった気持ちですね。それから、完全にガチなので、定休日だったり、「取材には事前に許可が必要です」と言われたり。それがリアルで非常に面白いです。
富澤 そうですね~、まぁ僕はマニアック過ぎて、これを見てそこへ旅行には行かないですけど。
伊達 そこがこの番組のいいところなんだよ!(笑)
富澤 本当に地元の人しか知らないような、ガイドブックには載っていない情報も知られてすごくうれしいですね。
杉浦 本当にガチンコロケなんです。
伊達 ね! 本当にガチ。
杉浦 芸能人プランナーの方がノープランの中、いろんな情報を集めていくんですが、そこにはいろんなドラマがありますし、時間制限もございますので、相当無茶をしていただいている番組ですね。
富澤 僕、お店がお休みだった時にあたふたしている姿を見るのが好きですね。
伊達 あれ面白いよな。
杉浦 ちょっと面白いですよね。
――この番組で、今後プレゼンをしてもらいたい方は?
伊達 誰かにやってほしいというよりは、僕が仙台をプレゼンしたいですね。社長自ら。まだテレビでやってないような所がいっぱいあるので、僕にやらせてください!
富澤 僕は伊達が言いそうな所がだいたい分かるので、さとう宗幸さんにやってもらいたいです。
伊達 アハハ! 宗さんね!
――紹介したい仙台のものはありますか?
伊達 えっ、もう言っちゃうんですか? 牛タンや笹かま、ずんだ餅とかベタなものもいっぱいありますけど、それ以外にもおいしいものもたくさんありますから。フラグを立てておきますけど、すでに頭にいくつか浮かんでいます! あ、言い忘れてました、岩手県の花巻は、大谷(翔平)くんにもツアーを作成してもらいたいなと思います。なんとかお願いします!
杉浦 帰国して。
伊達 緊急帰国してもらって!
杉浦 緊急帰国してまで?(笑) 私は愛知県岡崎市出身なので、キャイ~ンの天野(ひろゆき)さんや、東海オンエアさんは岡崎出身の方にぜひ岡崎のツアーを作成していただきたいです。
――第3回(4月23日放送)では、パンサーの尾形さんが宮城県のプレゼンを。宮城出身のサンドウィッチマンさんから見て、出来栄えはいかがですか?
伊達 尾形は東松島市出身なので、基本的にその市内のプレゼンで。僕らはそんなに東松島を知らなかったので、「尾形よくやったな!」と思って見てました。ただ天気が悪くて、尾形の普段の行いが出てて面白かったですね(笑)。結構体張ってて、尾形なりにしっかりやっていたと思います。
――審査の中で気を付けているポイントはありますか?
富澤 ちょっと何言ってるか分からない。
伊達 分かっただろ別に(笑)。結局ロケは1日なので、その人の“持ってる”“持ってない”は意外とありますし、助っ人に懸かっている部分も多くあるんですよね。それもあって、最後の最後まで迷います。
杉浦 やはりプレゼンを聞いているとどちらの地域も好きになるので、皆さん迷っていらっしゃることが多いですね。審査社員のゲストの皆さんもどちらの良さも言った上で、「若干ここが上回っていたよ」「こちらのほうが映えていたかな」とコメントしてくださるので、それはすごく良いなと思います。あとこの番組、なにわ男子の皆さんに出ていただくことが多くて。あまりなじみのないであろう関東や他の地域のことを、あの若い世代の目線で選んでくれるのは違った発見があって面白いです。
伊達 そうですね。あとはロケに行く人の熱量も大事かもしれないです。それが伝わるか、伝わらないかも大事な評価基準です。
――この番組は“ガチ”な部分も多くありますが、旅行でのハプニングは?
富澤 旅行で露天風呂がついている部屋に泊まったんです。お風呂に入ろうとしたら、でっかい、2mくらいあるイノシシ2匹が近くにいたことはありました。
伊達 デカッ!
富澤 柵が壊れていたみたいで、びっくりした思い出がありますね。
伊達 僕は結構用意周到なんですよ。家族旅行も全部計画して、事前の準備もしっかりするし、地図もしっかり見て、ハプニングを起こさないようにしているんです。「何かハプニングがあったら任せてくれ!」くらいの自信を持って行くので、今のところはないですね。逆に、ハプニングがあったらもう旅行に行かないかもしれないです。
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