2009年にオフブロードウェーで上演され話題を呼んだ、オフ・ブロードウェイ ミュージカル『Ordinary Days』が、相葉裕樹主演で23年2月に日本本格初上演される。
本作は08年オフ・ウエストエンドで初演を迎え、翌09年オフブロードウェーで上演。爽快で誠実な楽曲と共に、誰もが経験したことのあるような人を思い合う温かさやうまくいかず葛藤することもある日々をち密に歌で表現して心に寄り添った作品となっている。作詞・作曲を手掛けたアダム・グウォンは新進気鋭のクリエーターの1人だ。
主演はミュージカル『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役のほか、昨今ミュージカルでも頭角を現す相葉裕樹が務める。元宝塚トップ娘役でミュージカル『東京ラブストーリー』ほか数々のミュージカルに出演する夢咲ねねをヒロインに迎え、二人の歌声が情緒的に交錯する。
作品を彩るもう一組のカップルには、ディズニー長編アニメーション映画『ミラベルと魔法だらけの家』ヒロインのミラベルの日本版声優を演じた斎藤瑠希と、女性アイドルグループの東京パフォーマンスドール元メンバーでミュージカル『いつか〜one fine day』などミュージカル出演が続く浜崎香帆がWキャストで、男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICの小池竜暉とパフォーマンスユニット円神の中本大賀がWキャストで出演。
失った日々と明日への希望。幸せを求める4人の世界が交錯する。
眠らない街NYに住む男女4人。30代のカップルであるジェイソン(相葉)とクレア(夢咲)は、互いを思いながらもここ最近は衝突ばかり。互いの心がつかめないでいる。一方、アーティストを目指す青年ウォーレン(小池/中本)は手書きのチラシを配布する活動をしているが、誰からも見向きもされない。ある日、大学の論文に追われるデイブ(斎藤/浜崎)のパソコンを偶然拾ったことで二人は知り合い、少しずつ世界が色を変えていく。日々を懸命に生きる4人の人生が、思わぬ形でつながっていく。自身のかけがえのない大切な時間とは…。
[相葉裕樹コメント]
このたび、ジェイソン役を務めさせていただくことになりました、相葉裕樹です。全編ピアノで2組のカップル、4人だけでのお芝居はとても緊張感があり、濃密な時間になりそうで楽しみです。共感できる場面が随所に散りばめられていますので、4人の運命が交錯していく瞬間を見届けに来ていただけたら幸いです。ぜひ劇場にお越しください。お待ちしております。
[夢咲ねねコメント]
今回出演のお話を頂き、4人だけで、そしてほぼ曲で進んでいく作品だということで私にとって一つの挑戦だと感じました。台本を読み、物語にも引き込まれました。お客さまの心に残るような作品になるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
[斎藤瑠希コメント]
デイブとは年齢が近いので、リアルで等身大な大学生の悩みや葛藤、不安などを、彼女を通して表現できればいいなと思います。また、この作品は全編ほぼ歌で進んでいくので、その挑戦にもとてもワクワクしています! 4人それぞれ、年齢や境遇、価値観が違う男女が物語の中で交差していく様子に思わぬ視点から共感できる部分が見つかるかもしれません。たくさんの方々に足を運んでいただけたら幸いです。
[浜崎香帆コメント]
このたびは今作品への出演が決まり、大変光栄に思います。デイブと私自身に重なる部分を感じ、演じることがとても楽しみです。日々の不安や葛藤を誰もが抱えていると思いますが、この作品を通して何か感じていただけるように精いっぱい努めます。
[小池竜暉コメント]
皆さまはじめまして。ウォーレン役を務めます、GENICの小池竜暉と申します。今回ミュージカルに初めて挑戦させていただくということで、幸甚に存じます。音楽と歌うことがとても好きなので、どんな新しい自分が見られるのか、私自身も胸が高鳴る思いです。まだまだくちばしの黄色い身ではありますが、皆さんに楽しんでいただけるよう精一杯届けさせていただきます。ぜひご足労いただき、受け取ってください! よろしくお願いします!
[中本大賀コメント]
ウォーレン役で出演させていただきます、中本大賀です。普段はグループで歌とダンスをメインに活動させていただいていますが、ミュージカルとしては今回が初出演なので、フレッシュな気持ちで作品にぶつかっていきたいです。いろんなことを吸収しながら他の役者さんに引けを取らないようエンジン全開で取り組みます! 地元である大阪での公演もあるのでとっても楽しみです! 会場で会いましょう!
公演は2023年2月8日(水)~ 2月12日(日)まで東京・俳優座劇場、2月18日(土)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。