中村獅童が、8月21日に東京・新橋演舞場にて『超歌舞伎2022 Powered by NTT』初日を迎えた。本作はバーチャルシンガーの初音ミクと歌舞伎が融合する人気の舞台で、今年で7年目。福岡、名古屋に続く全国ツアーの3都市目で、東京の劇場で上演されるのは今回が初となる。
前日の8月20日に初日前会見が行われ、獅童と獅童の長男の小川陽喜、澤村國矢が登壇した。
獅童は「幕張メッセで行われる“ニコニコ超会議”から誕生した超歌舞伎ですが、歌舞伎を上演する劇場の一つである南座に進出し、今回につきましては4つの劇場で公演できることとなりました。新橋演舞場でも公演できますこと、本当に胸がいっぱいです。今回、4都市の劇場にいらっしゃるお客さまの中には、ペンライトを持って観劇をする経験がない方もおりますので、反応がとても心配でしたが、『超歌舞伎のみかた』で使い方をご説明し、結果博多座・御園座とたくさんの方にペンライトをご購入いただきました。完売した都市もございます。ぜひ本劇場でもお持ちになってご参加ください。こちらも盛り上げられるよう頑張ります」と意気込んだ。
陽喜は公演について「楽しいです。立ち廻(まわ)りをしている時が特に楽しいです!」と語り、父親の見守る中で見事な見得を披露して会場を沸かせた。
東京公演は9月3日(土)まで同所にて。
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