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舞台『パレード』が初演から10年の記念の年に仲田博喜、矢島舞美らの出演で上演決定!

2002年に初版を発売するやたちまち絶賛を浴び、第15回山本周五郎賞を受賞した吉田修一による小説「パレード」。10年には映画化され、12年には初めて舞台化された。今回、演出に新たな試みを散りばめた22年版の新たな作品として7月に上演が決まった。

本作の脚本・演出は、処女作『居酒屋のゆうれい』で北の戯曲賞受賞以降、数々の受賞歴がある現代演劇を得意とした平塚直隆が務める。

物語は5人の若者たちのルームシェアを舞台に、彼らの共同生活の経過とそこから生じたひずみの結末が描かれる。全5章から成る本作は、良介、琴美、未来、サトル、直輝の5人それぞれの視点から時系列順に物語が語られる。さらに今回の舞台では、5人の視点に加えて観客の視点を取り入れ、平塚ならではの演出で新国立劇場 小劇場のセンターステージに新たな舞台『パレード』が誕生する。

注目のキャストは、インディペンデント系映画配給会社に勤務する伊原直輝役にミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、舞台『フルーツバスケット』など数多くの2.5次元作品に出演し、ミュージカルからダンスライブ、そしてドラマや映画にも活躍の場を広げる仲田博喜。

イラストレーター兼雑貨屋の店長・相馬未来役には、俳優として多くの舞台、テレビなどで活躍する矢島舞美。

自称「夜のお仕事」に勤務しているという18歳の男娼・小窪サトル役には、学生時代にTikTokで多くの注目を集め、デビュー後は話題のドラマ作品に多く出演する曽田陵介。

さらに、現役大学生・杉本良介役をミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンなど2.5次元作品や映画、ドラマなどで活躍する眞嶋秀斗が、無職で若手人気俳優の元恋人からの電話を待ち続ける女性・大垣内琴美役を、STU48の第1期生でセンター経験も持つ石田千穂がそれぞれ演じる。

22年は小説『パレード』の出版から20年、一度目の舞台化から10年。まさに記念の年に上演する新たな舞台『パレード』に、どうぞご期待を!

[仲田博喜コメント]

このたび、舞台『パレード』にて直輝役を演じさせていただきます、仲田博喜です。10年以上前の作品ですが、これまでにも小説、映画といろいろな場で注目をされてきた作品の舞台化ということで、今の現代社会にも響くメッセージが作品の中に散りばめられていると思います。作中に起こるさまざまな事柄の理由を、お客さまそれぞれが補完しながら見ていただけたらと思います。また、舞台の結末の選択肢にお客さまが想像力を駆り立てられるような、そんな舞台にしていきたいです。観劇後にぜひ、原作と照らし合わせていただき、自分なりの答えを見つけていただけたらと思います。「リアルのない箱の中」に「リアル」を生み出し、舞台だからこそできる、そんな空間を部屋を、出演者、スタッフ全員で作っていきたいと思っています。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

公演は7月16日(土)~24日(日)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。

[アフタートークショー開催日程]

日時:7月18日(月)後5.30の回終演後/7月20日(水)後7.00の回終演後

登壇者(予定):仲田博喜、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂、石川藍

 

©吉⽥修⼀/幻冬舎c2022舞台『パレード』製作委員会

 

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