屋良朝幸が主演するミュージカル『EDGES―エッジズ―2022』が、4月27日に東京・有楽町よみうりホールで開幕。初日公演を前に公開ゲネプロと取材会が行われた。
本作は、『ラ・ラ・ランド』作詞、『グレイテスト・ショーマン』の楽曲などで知られるヒットメーカーのパセック&ポールが学生時代に生み出した彼らのデビュー作。“ソングサイクル・ミュージカル”と呼ばれる、1曲で一つの物語として完結する楽曲がオムニバス形式に連なる新しい形のミュージカル作品だ。
公開ゲネプロ後に行われた取材会には、屋良のほか成河、草間リチャード敬太、豊原江理佳、ダンドイ舞莉花、植木豪と演出の元吉庸泰が登壇した。
屋良は「今回は初めて6人でパフォーマンスします。ものすごく個性的なメンバーと新しい『EDGES』を作れたので、早く皆さんに見ていただきたいです。…見に来てくださった皆さんにも自分の人生と置き換えて、いろんな景色が見られると思います。パフォーマンスもしっかりと見応えあるものをお届けできると思います」と、初日を迎えた思いを語った。
本作がミュージカル初挑戦の草間(Aぇ!group/関西ジャニーズJr.)は、「初ミュージカルですが、これまで見てきたミュージカルでもなかったので、余計難しかったところもあったんですけど、ホンマにこの個性的な6人でできたからこそ、やりやすい部分がありました。やりたい方向にみんなで支えあって生きているというのが感じやすくて、自信を持ってやれました。すごく楽しめてます!」と笑顔を見せた。
そんな後輩の姿に、屋良は「むちゃくちゃいい素材を持っているでしょう? 最初の歌稽古とかは緊張していて声が聞こえないこともあったけど、そのことについて少し話したら、とにかくいい声を出してくるんです。ダンスは昔からうまいんだけど、それ以外にも持っている」と草間のパフォーマンスを絶賛。「これを機に世界へ羽ばたいてもらえたらいいなと思います」とエールを送った。
公演は5月5日(木)まで同所にて。5月8日(日)、9日(月)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。
撮影◎岡千里