3月3日に、LDH JAPAN (以下LDH)が手掛ける新しい格闘エンターテインメント「POUND STORM」の記者会見が、ABEMAで生中継された。
「POUND STORM」は、夢を追い求め続けるLDHのアーティストたちが、格闘技で夢をかなえようとする若きアスリートたちとジャンルを超えて一緒に創り上げていく、格闘技とLIVEを融合した新たなスタイルの格闘エンターテインメントだ。
記者会見では、LDHのチーフ・クリエーティブ・オフィサーとして、数多くのプロジェクトを手掛けてきたEXILE HIROをはじめ、元DREAMフェザー級王者の髙谷裕之、UFC世界ランク最高2位で今も世界で戦う第一人者の岡見勇信ほか、EXILE SHOKICHI、GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの武知海青、LDH所属の格闘家・中村倫也選手と宇佐美正パトリック選手が登壇。今回のプロジェクトに懸ける思いや、「POUND STORM」に出場する中村選手と宇佐美選手の対戦相手の発表などが行われた。
まず、HIROが「髙谷さんと岡見さんとは現役の時代からコミュニケーションを取っていて、2人の引退した後の夢や若い子に活躍できる場所を提供したいという思いを聞いていました」と本プロジェクト発足について口火を切ると、「僕自身も、一ダンサーからEXILE、そしてLDH…というストーリーがあったこともあり、2人の格闘技に対する夢にも共感でき、共に夢をかなえていきたいと感じました」と語った。また、本プロジェクトのコンセプトでもある“LIVEと格闘技の融合という新たなエンターテインメント”については、「あくまで主役は選手の皆さん」としつつも「格闘技の試合とアーティストのライブが重なって、相乗効果が生まれるプロジェクトにしたい」と意欲を見せた。一方「日本の格闘技は、世界と比較しても差が開いている」と格闘家目線から指摘した髙谷と岡見も、「『POUND STORM』を夢の舞台になるようにつくっていきたい」「これから格闘家を目指していきたいと思えるような場所をつくっていきたい。普段格闘技に触れる機会が少ない方が多いと思いますので、LDHが始める本プロジェクトをアーティストと一緒に作り上げていこうと思います」と、それぞれ熱く思いを語った。
また、「POUND STORM」に出演するアーティストの中から代表して、SHOKICHI、白濱、武知が登壇。SHOKICHは「初めてのことなのでワクワクしています。MIYAVIさんと共に、『Fight Club』という楽曲で華を添えられたら」と意気込みを語ると、白濱と武知も「ABEMAで放送中の『格闘DREAMERS』で見てきた選手と同じステージに立てるのはとても楽しみ」「夢を持った格闘家のみんなを応援したい」とコメントした。
「POUND STORM」の主役でもある中村選手と宇佐美選手が登壇し、本プロジェクトにて行われる両者の対戦カードが発表された。中村選手の対戦相手は、ブラジルのアリアンドロ・カエタノ選手、宇佐美選手の対戦相手は大尊伸光選手と、それぞれ一線で活躍するプロ選手だ。対戦相手に対し、中村選手は「僕よりも高いキャリアの選手にわざわざブラジルから来ていただく意味や、このマッチメイクの意味を考えて、キャリアの差を熱量で埋めて当日は両国(国技館)を爆発させたいです」と思いをぶつけると、パトリック選手も「自分自身は“挑戦者”という気持ちで常にいるので、チャレンジャーの気持ちを忘れずに向かっていきたい」と闘志を燃やした。高谷と岡見も「格闘技に対する意識も高く、格闘技のアスリートとして素晴らしい選手」と太鼓判を押す2人が『POUND STORM』にてどんな戦いを見せるのか、今から注目が集まります」とコメント。
最後に、HIROが「LDH martial artsを通じて、選手の皆さんもそうですが、その関係者の皆さん、ご家族の皆さんなど、本当にたくさんの出会いができています。もちろん選手が主役ですが、みんなが笑顔になって夢を見られて、幸せになれるような仕組みをLDH martial artsで絶対につくっていきたいと思って
いるので、LDH martial artsをはじめ『POUND STORM』を成功させて、LDHのテーマである“”Love Dream Happiness”をしっかり証明したいと思います」と、気合を込めて会見を締めた。
「POUND STORM」は、4月24日(日)に両国国技館にて開催。格闘技とアーティストを融合した新たなエンターテインメントに、ぜひご期待を。