視覚的にも表現する“朗読×演劇”の舞台としてシリーズ10周年を迎える「本格文學朗読演劇『極上文學』」。10周年にして初の海外作品となる『ジキル&ハイド』が、1月22日に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕した。
読むだけでなく舞台上を動き回り、演じる。映像を一切使わず、本、身体、表現で体現する。美しく狂気し、耽美(たんび)的に…。1役に対して複数のキャストが演じ、組み合わせも日替わりのマルチキャスティング。公演ごとにまったく違う空気感! しかも今作は初の海外作品への挑戦。日本文学とはまた違った美しい「極上文學」をご堪能あれ。
出演は、ジキルとハイド2役を演じる梅津瑞樹、樋口裕太。ジキル役に桑野晃輔、ハイド役に大崎捺希。弁護士アターソン役に碕理人、塩田康平。舞台オリジナルキャラクターである後継者役に後藤恭路、東拓海と、まさに若手実力派俳優が集結した。公演は1月30日(日)まで同所にて。
撮影◎鏡田伸幸
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