2021年夏、人魚の王子と伝説の国の王女による愛と冒険の物語「海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド』~海からの2000年後のおくりものから」の公演が決定した。
本作は、物語を通して「海と人との共生」を描く。海の壮大な営みや知られざる神秘を脚本や演出にドラマチックに反映させ、ロマンと奇跡を描くもの。
監修に海洋学の専門家等を迎え、2000年という歳月をかけて世界中の深海を巡る大河「深層海流」やクジラたちが発する音を3000km先まで伝える海の層「サウンドチャンネル」など劇中では海の素晴らしさや大切さを伝えると共に、世界的に問題視されているプラスチックごみによる海洋汚染問題や海面温度の上昇による異常気象などの問題を提起し、社会貢献の一翼を担うエデュケーショナル・エンターテインメントを目指す。
主人公の人魚の王子・カイ役には、18年ブロードウェーミュージカル『ロジャース/ハート』に単独初主演するなどさまざまな舞台で活躍中の林翔太、ルナ役には「美少女戦士セーラームーン」シリーズでセーラーマーズ役を演じ話題を呼んだ七木奏音が決定。そのほか、彩吹真央、津田英佑、植本純米らが作品を彩る。
脚本は『映画ドラえもん』シリーズのほかアニメ、ドラマ、舞台など幅広いジャンルで活躍する清水東、音楽監督は宝塚歌劇団など数多くのミュージカル作品を手掛ける長谷川雅大。舞台空間をダイナミックに彩る日本初の女性アクロバットダンス・カンパニーG-Rocketsをはじめ、エンターテインメント界の第一線で活躍するスタッフ、出演者が集結。海の魅力が存分に味わえる上質な舞台を創り上げる。
[林翔太コメント]
いつか王子様の役を演じてみたいなと思っていたのですが、今回は初の王子様役にして人魚にもなるということなので、新たな挑戦だなと思いながら楽しみでワクワクしています。フライングやアクションなど挑戦する部分がたくさんあるので、しっかり頑張りたいと思います。
公演は8月5日(木)~8日(日)まで東京・こくみん共済coopホール/スペース・ゼロにて。