10月21日(水)~25日(金)まで東京・ヒューリックホール東京にて上演される、恋を読むvol.3『秒速5センチメートル』の全キャストが決定した。
俳優の“言葉”とアニメーション、音楽を有機的にリンクさせ、舞台だからこそ実現される特別な体験を目指し、2018年にラブストーリーの朗読劇として産声を上げたシリーズ「恋を読む」。同年、第一弾として『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を上演し、2019年10月に第二弾として『逃げるは恥だが役に立つ』を上演した。両公演とも多種多様なジャンルからトップクラスの人気と実力を持つ豪華キャストたちが集結。演劇ならではの生の“言葉”の力で新たな形の恋物語を届けて評判となった。
第三弾となる今回は、映画『君の名は。』で話題をさらった新海誠監督の美しくも切ないアニメーションの金字塔「秒速5センチメートル」を朗読劇として初めて舞台化。「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3つの短編の連作というユニークな形で描き出される胸を締め付けられるような恋の物語は、2007 年に公開されるやたちまち大きな反響を呼び、単館上映ながらロングラン。アジアパシフィック映画祭・最優秀アニメ賞などの映画賞を受賞するなど大きな話題となった。互いに引かれ合いながらもすれ違い、結ばれることのない運命の男女の切ない恋を描いたこの傑作ラブストーリーを、今度は朗読劇という濃密で凝縮されたソリッドな空間で上演し、交わらない二人の運命の切なさをダイレクトに届ける。
演出は、第一弾、第二弾に引き続き、劇団「ロロ」主宰の三浦直之。さまざまな形の出会いや恋の瞬間を漫画・アニメ・小説・音楽・映画などジャンルを越えたポップカルチャーをふんだんに取り込み描き出す作風が高い評価を得ていて、幅広い世代から支持を得る最注目の若手クリエーターが描くシリーズ三作目にご期待を。
出演は、多種多様なジャンルでトップランナーとして活躍する豪華な15人。5組に分かれ、それぞれに生の“言葉”の力で美しくも切ない物語をつむいでいく。
[出演(日順)]
入野自由×桜井玲香×田村芽実/海宝直人×妃海風×山崎紘菜/
前山剛久×鬼頭明里×尾崎由香/梶裕貴×福原遥×佐倉綾音/
黒羽麻璃央×内田真礼×生駒里奈/
篠崎大悟と森本華は全日程出演予定