2019年5月に上演されて好評を博したミュージカル『憂国のモリアーティ』の第二弾公演、ミュージカル『『憂国のモリアーティ』Op.2(オーパスツー) –大英帝国の醜聞-の詳細が決定した。今夏、7月から8月にかけて東京と京都で上演される。
原作の『憂国のモリアーティ』は、集英社「ジャンプSQ.」で2016年8月から連載されている構成/竹内良輔氏、漫画/三好 輝氏による人気漫画。コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、ホームズ最大の宿敵であるモリアーティ教授の視点で再構築された物語だ。
ストーリーは、上流階級の人間達に支配され差別が蔓延している19世紀末の「大英帝国」を舞台に、階級制度による悪を取り除き理想の国を作ろうとするモリアーティと、宿敵シャーロック・ホームズの戦いを中心に描かれている。
前作同様、脚本・演出にはダイナミックな物語作りと繊細な心理描写を得意とし、幅広い物語作りの技巧に定評がある劇団「InnocentSphere(イノセントスフィア)」の西森英行を迎え、音楽は多数の企業CMを手掛け、演奏家としても多くのアーティストの作品に参加しているただすけが担当。楽器の生演奏を交えた舞台作品という、ライブエンターテインメントならではの魅力を楽しんでいただけるミュージカルとなっている。
前作に引き続き、主人公ウィリアム・ジェームズ・モリアーティを鈴木勝吾が、シャーロック・ホームズを平野良が演じ、再び宿命の対決に挑む。
[キャスト]
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:鈴木勝吾 シャーロック・ホームズ:平野良/
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:久保田秀敏 ルイス・ジェームズ・モリアーティ:山本一慶 セバスチャン・モラン:井澤勇貴 フレッド・ポーロック:赤澤遼太郎/ ジョン・H・ワトソン:鎌苅健太/ ミス・ハドソン:七木奏音 ジョージ・レストレード:髙木俊/ アイリーン・アドラー:大湖せしる マイクロフト・ホームズ:根本正勝
東京公演は7月31日(金)~8月10日(日)まで天王洲 銀河劇場、京都公演は8月14日(金)~16日(日)まで京都劇場にて。
Ⓒ竹内良輔・三好 輝/集英社 Ⓒミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト