風変わりな女性刑事・雪平夏見”が再び舞台に戻ってきた!
篠田麻里子が主演を務めた舞台「アンフェアな月」第2弾 ~刑事 雪平夏見シリーズ~『殺してもいい命』が、6月21日(金)に東京・池袋のサンシャイン劇場で幕を開けた。
原作は、小説家であり、映画監督であり、人気脚本家でもある秦建日子によって生み出され、“女刑事主役ハードボイルド小説ブーム”を作り出した大ベストセラー「刑事 雪平夏見シリーズ」。第1作「推理小説」は、「アンフェア」というタイトルで連続テレビドラマ化、映画化で大きな話題を呼んだ。さらに原作同シリーズの第2作にあたる「アンフェアな月」を、2018年2月、篠田麻里子主演で原作に忠実に舞台化して大好評を博した。そして、舞台「アンフェアな月」に続く“刑事 雪平夏見シリーズ”の第2弾が本作だ。
初日公演を前に、囲み取材と公開ゲネプロが行われ、囲み取材には篠田のほか、雪平の相棒・安藤刑事役の松田凌をはじめ、西原亜希、水谷あつし、中村優一、田中稔彦、瀬戸啓太、小島よしお、山口馬木也らが登壇。篠田と松田が公演に向けた思いを語った。
篠田麻里子(雪平夏見役)コメント
この作品は去年第1弾をやらせていただいて、とても大好きなシリーズなので、今回第2弾ができることを大変うれしく思っています。前回は初めて~刑事 雪平夏見シリーズ~をやらせていただくということで、緊張もしていましたし、まだ自分が独身だったということもありますが、結婚したことで一つ雪平に近づいたかなという気持ちです。刑事作品を舞台でや上で、去年はスピード感やテンポで難しさを感じていましたが、今回はそういう点を演出の菅野さんと相談させていただいたのでパワーアップした作品になっていると思います。それぞれの命であったり、当たり前に過ごしている日常が実は当たり前じゃないということを思い知らされる作品で、今回も事件を追ってはいくのですが、登場人物たちそれぞれのバックグラウンドや苦労、母親の気持ちだったりが見える舞台になっていると思います。ぜひ皆さんに観ていただきたいです。
松田 凌(安藤一之役)コメント
僕は今作からの参加になります。タイトルが「殺してもいい命」というテーマ性の込められた作品で、一役一役、人間ドラマを意識してきました。ご来場いただいた皆さんのそばに実はこういう現実があるんじゃないかということも舞台上からお届けできたらと思っております。初日から千秋楽まで、キャストやスタッフ一人も欠けることなく、作品を届けていきたいです。
公演は6月30日(日)まで同所にて。