Hey! Say! JUMPの中島裕翔が初主演する舞台「WILD」の公開ゲネプロが行われ、ゲネプロ後の囲み取材に中島と、共演の太田緑ロランス、斉藤直樹が出席した。
この舞台は、2013年にアメリカ合衆国政府の個人情報収集の手口を内部告発し、ロシアに亡命したアメリカ国家安全保障局(NSA)の元局員エドワード・スノーデンの事件をモチーフにした社会派のストレートプレイ。あるホテルの一室を舞台に、アメリカ人男性アンドリュー(中島)と、彼を訪ねてくる女(太田)と男(斉藤)との会話劇を中心としたミステリースリラーになっている。
中島は「全部が新鮮。ジャニーズの舞台ではショウというものなら出演したことがあるんですが、こういったストレートプレイは初めて。すごく面白い感覚を得ています」と語った。
Hey! Say! JUMPのメンバーも現在舞台に出演している話になると「薮(宏太)は『ハル』で大阪に行っていますし、髙木雄也も『クイーン・エリザベス』が始まりますし。またグローブ座では関ジャニ∞の村上(信五)さんがプロデュースしていた『もしも塾』に八乙女(光)と有岡(大貴)が出ていまして」と、メンバーの活躍をうれしげに語る。また、この話をしていて髙木とのやりとりを思い出し、「あの人は、僕に『本番まであと何日』ってカウントダウンをしてくるんです。『裕翔、あと3日じゃん!』とか。ただでさえ緊張してるのに、髙木だって『クイーン・エリザベス』の稽古があるのに、俺にプレッシャーかけてくるんです。この後どういう方法でプレッシャーをかけ返してやろうかと思っています」と、集まった報道陣を笑わせていた。
楽屋のれんの話になると、のれんのデザインを主演映画『ピンクとグレー』の原作者でもあるNEWSの加藤シゲアキに依頼と打ち明けた。「映画でご一緒した縁もあってシゲくんに頼みました。『俺でいいの? 他にもいっぱいいろいろな役者さんいるじゃん』と言われたので、僕はシゲくんがいいです、と。きょう(この囲み取材日)夜に届くと思います。シゲくんからは『心込めて作らせてもらいました』とメールが来ました」とうれしげに語っていた。
舞台「WILD」は、4月28日から5月25日まで東京グローブ座、6月2日~5日は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ。