AKB48第1期生の小嶋陽菜の卒業にあたり、本日2月22日（水）、国立代々木競技場第一体育館にて、「こじまつり～小嶋陽菜感謝祭～」が開催されました。

●1期生が集結!! 最後はリムジンに乗り込み、ミラノへ旅立つというまさかの展開に!!
「みんなに出会うきっかけをくれた特別な場所」として、今から約11年前、AKB48メンバー募集のポスターをこじはるが見たという原宿駅からの映像で、小嶋陽菜感謝祭はスタート。

オープニング1曲目は、「スカート、ひらり」。こじはると一緒に歌うのは、前田敦子、板野友美、篠田麻里子、高橋みなみ、大島優子、渡辺麻友。かつて「神7」と呼ばれた豪華なメンバーがステージにいきなり揃いました。歌い終えると、しんみりと「桜の花びらたち」のメロディーが会場に流れ始め、「今日は本当にありがとうございました－！」と、満足気に深々と一礼をして、卒業生とともにステージから去ろうとする、こじはる。それを涙で見送る、渡辺麻友。…という、まさかの展開に。すると、横山由依総監督が慌ててステージに登場し、「1曲だけで卒業コンサートを終わらすんですか！」とツッコみ、何とかこじはるをステージに連れ戻して、仕切り直し。現役メンバーたちと「少女たちよ」を披露し、前代未聞の1曲のみの卒業コンサートは回避されました。こじはるは「昨日の前夜祭で完全燃焼した」とおどけながらも、「本当は、まだやりたいことがある」と語り、こじはる本人考案のセットリストや演出満載の卒業コンサートが幕を開けました。

昨日の前夜祭では、関係者席でステージを観覧する一幕もあったこじはるでしたが、今日は一変。「47の素敵な街へ」ではチーム8メンバーと、「言い訳Maybe」では16期研究生たちと一緒にパフォーマンス。その後の楽曲でも、会場後方のステージに移動したり、トロッコで2階席のお客様の近くまで行ったりと、会場中を走り回っていました。
こじはるが衣装チェンジをする合間のトークでは、中村麻里子、島田晴香、中西智代梨ら「小嶋陽菜好感度爆上げ公演」の自称神7が登場。自分たちが実は、卒業コンサートの1曲目の本当の神7での「スカート、ひらり」の壮大な前フリだったことに気づき、こじはるの演出にあらためて驚かされていました。

中盤では、ポールダンスを取り入れたセクシーなパフォーマンスの「誕生日TANGO」、傘をダンスアイテムに使用した「ただいま 恋愛中」、メンバーがカラフルなウィッグや衣装を付けてキュートに魅せた「Baby！Baby！Baby！」、メンバー全員がファッションイベントのモデルのようにセンターステージに集結してダンスする「ハイテンション」など、こじはるこだわりの演出のステージ構成が展開。これには、「ひとつひとつがおしゃれ」「世界観がしっかりしている」と、指原莉乃らメンバーも感心していました。

終盤に向けて、卒業生が再び登場。大島優子との「禁じられた2人」ではこじはるが大島から最後にキスを要求されるも場面。「恋のPLAN」では、卒業生の浦野一美、大江朝美、川崎希、駒谷仁美、戸島花、星野みちるらが観覧席に登場し、久ぶりの共演を果たました。その後も、板野友美や篠田麻里子らによる「1994 年の雷鳴」、高橋みなも含めたno3bとしての「純愛のクレッシェンド」と、卒業生とのパフォーマスが続きました。中でも、前田敦子との「桜の木になろう」では、時に見つめ合い微笑みがら切々と歌上げる2人に、会場からは自然に手拍子が沸き起こり、最後には大な称賛の拍手がおくられました。

アンコール明けでは、こじるのれま軌跡を遡っていく映像が上映。その後、ステージの上に吊るされたブランコ乗って、純白ドレス身を包んだこじはが登場しました。「素敵な時間をありがとうございました。いつでも卒業できる、そう思っていたのに、いざとなるとなかなかできくて…。（卒業した1期生）みんなの背中を見がら、どうして私は卒業しないんだろう？と思っていました。その理由が分かりました。私はAKB48が大好きだからです！」と涙交じりに、これまで応援してくた皆様に挨拶。「夕陽を見いるか？」では、声を詰まらせ声を詰まらせ歌えなくなる場面もありましたが、ステージに降立っこじはるに、峯岸を含む1期生の卒業生が歩み寄り声を掛けると、笑顔が戻っていました。

その後、ステージには現役メンバーも登場。AKB48の歴史を作ってくれた、こじはるに感謝の気持ちを伝えながらパフォーマンスとなりました。これまでなかなか、遠慮して打ち解けられなかったという柏木由紀も、コンサート途中での公約通り、こじはると固く抱き合っていました。

ラストの「ハー型ウイル」では、こじる気球に乗ってテジから飛び立ち会場内を移動。どんどん正面ステージから離れてしまい、「なんでそんなに遠くに？」と不思議がるメンバーに対し、「時間がないの。今からミラノ行ってくる」と、こじはるからまさかの答えが。「AKB48をよろしくね。バイバイ！」と、リムジンに乗り込み、颯爽と旅立っていくこじはるを見て、メンバーは呆気にとられるしかありませんでした。