堂本光一主演のミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」の製作発表が6月23日、帝国ホテルにて行われ、堂本をはじめ、観月ありさ、Wキャストの森公美子と鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、彩吹真央、小堺一機、そしてチャーリー・バケット役をトリプルキャストで演じる小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生、日本版演出を務めるウォーリー木下が登壇した。
2005年公開の映画版(ティム・バートン監督)でジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカを演じる光一は、ウォンカの工場を訪れる子ども・チャーリーを演じる子役をはじめ、共演者とも対面。「おもちゃ箱をひっくり返したような、という表現がありますが、これはひっくり返してぶっ壊すような作品です。とんでもない作品になるんじゃないかな、と思って自分もワクワクしています。人間の愛情や、エゴ、いろいろなものが詰まっているので、舞台を観たみなさんにどんな感想を持ってもらえるのか楽しみですし、これから始まる稽古も楽しみです。ミュージカル版と映画版ではウォンカのキャラクターも違っています。日本版のウォンカをどう演じていこうか、まな板の上にのって(演出の)ウォーリーさんにとにかく捌いていただきたいという気持ちでいます」と意気込みを語った。
演出のウォーリーは「ブロードウェイ版でも飛ぶ演出があるし、奇想天外なことばかり出てくる。光一さんが飛ぶシーンもあります。光一さん、宇宙へ飛び立つ!?と書いてください(笑)」と話した。
チャーリーの母、バケット夫人を演じる観月は「先日『SHOCK』を観たのですが、光一さんの身体能力の高さを感じる舞台で、あっという間に3時間が過ぎていました。そんな光一さんとご一緒できるのはとても光栄です。衣装もセットも楽しみ。日本版ならではの演出にも期待しています」と話した。