会員制の闇ギャンブル倶楽部「賭郎(かけろう)」を舞台に、天才ギャンブラー・斑目(まだらめ)貘が権力者たちとデスゲームを繰り広げる映画『嘘喰い』が2月11日から公開になった。
貘と出会い人生が一変する青年・梶隆臣と、サディスティックな最狂女組長・鞍馬蘭子。それぞれを主人公としたオリジナルドラマ「噓喰い -鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-」が、映画公開と同日にdTVで配信スタートしている。
現在配信中の「鞍馬蘭子篇」は、映画の劇中で負傷した貘をかくまっている間の蘭子(白石麻衣)の物語。トラブルに巻き込まれた親友のために蘭子が過去の敵と再び対峙(たいじ)する様を描いている。
また2月25日(金)から配信スタートする「梶隆臣篇」では、劇中貘の元を一度離れた梶(佐野勇斗)が、闇カジノで借金を作った母親を救うために命懸けのギャンブルに一人で挑む。2作品共に、映画から見てもドラマから見ても楽しめるストーリー。
今回は横浜流星ふんする映画の主人公・斑目貘の相棒で、『嘘喰い』の2人目の主人公との呼び声も高い梶役の佐野勇斗へのインタビューを実施した。
――映画への出演が決まった時、どう思いましたか?
まずは横浜流星くんと共演できることが一番うれしかったことです。今までにこんなにもガツンと来る作品はなかったなとも感じて挑戦だなとも思いつつ、流星くんといいバディ感を築けたらいいなと思いました。
――梶は真っすぐな人で、どちらかというと“振り回され”役ですね。
そうですね。まぁ~、振り回されます!(笑) 梶は流星くん演じる貘さんや蘭子さんとは違って一般人なので、この世界に慣れていない感じを出すことをすごく意識しました。あとは少し語弊があるかもしれないですけど、バディとして一緒に戦っていく! という気持ちもありましたね。作品の中で貘さんが「梶くんがいたからだよ」と言ってくれるシーンもあるんですけど、その言葉通り、ポンコツだけど、ここぞという場面では貘さんの力になれる存在でありたいというのは思っていました。
――横浜流星さんの印象を教えてください。
最初はテレビで見た時の印象が「クールビューティー」だったので、「もしかしたら仲良くなれないかも…!?」という不安があったんです。でも実際に会ってみたら、流星くんはすごく気さくに話し掛けてくれる方で。少年みたいで、でもすごくストイックだし、カッコいいし。年齢が一つしか違わないのに、こんなにもすごいなんて。自分の想像とは全く違いました。日を重ねるごとに「流星くん、めっちゃ好きだわ」っていう尊敬度合いが増していきましたね。
――では蘭子役の白石さんの印象は?
蘭子さんは、貘さんに比べたら共演シーンが多かったわけじゃないんです。お会いした期間は全部で10日もないくらいだったんですけど、流星くんと同じようにとても気さくで面白い人だなと感じましたね。蘭子のあの髪型や着物が似合うのがすごいし、聞いたことがないような声色でセリフを言う場面もあって。思わず圧倒されました。
――映画、そしてドラマの見どころをお願いします。
映画としては命を懸けたギャンブルなので、まずはすごくスリリングなところが見どころです。展開が早いので、“アドレナリンが出る”じゃないけど、常にハラハラして見られると思います。そしてドラマを見ていただくことで、蘭子さんの役にも梶の役にも、もっと深みが出ると思うので。映画と併せて見てほしいなと思いますし、映画を見て、そのあとにドラマを見て、さらにもう一回、映画を見に行くのも絶対に面白いと思います!
PROFILE
さの・はやと 1998年3月23日生まれ、愛知県出身。ドラマ「真犯人フラグ 真相編」(日本テレビ系)が放送中。映画『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』が来年公開予定。5人組のボーカルダンスユニットM!LKのメンバーとしても活動中。
INFORMATION
佐野勇斗さん掲載「WHO’S BUDDY」第1号、3月3日(木)発売!
大の犬好きの佐野勇斗さんとブルドックの子犬・チイバトくんがバディを組んだほっこりグラビアが、3月3日(木)発売の「WHO’S BUDDY Vol.1」に登場します。「嘘喰い」のロングインタビューを掲載しますので、ぜひご覧ください。
dTVオリジナルドラマ「嘘喰い -鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-」
dTV 毎週金曜後9.00更新(全4回)
特番予告映像YouTubeリンク https://youtu.be/K6Ssi-yr0cU
公式サイト:https://video.dmkt-sp.jp/ft/p0007960
公式Twitter:https://twitter.com/usogui_movie
STORY
「鞍馬蘭子篇」暴力団鞍馬組の組長・蘭子は、自分の命をかつて救ってくれた恩人・名美からある相談を受け、名美の弟が関西の暴力団・浪速会を相手に借金を作ったことを知る。早速組に乗り込んだ蘭子は、賭郎の会員権を賭けて浪速会の組長と勝負をすることに。勝負相手として現れた男・岩城一馬は蘭子の因縁の相手で、全ては岩城の策略だった。組の存続をも懸けた、蘭子の勝負の行方は!?
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