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寺山修司の未上演作品『海王星』に山田裕貴ら豪華キャスト集結!新生PARCO劇場でついに初演へ

寺山修司が「天井桟敷」結成前、1963年に書いた未上演の作品「PARCO PRODUCE2021音楽劇『海王星』」が、新生PARCO劇場でついに初演を迎える。

山田裕貴、松雪泰子、ユースケ・サンタマリアをはじめとする豪華キャストの共演、今最も勢いに乗る眞鍋卓嗣の演出、志磨遼平(ドレスコーズ)のオリジナル楽曲&生演奏により待望の上演が決まった。

近年もパルコ・プロデュース作品として、数多くの寺山作品を上演してきたPARCO劇場。本作は、出港しない船上ホテルを舞台に繰り広げられる、父と息子と父の婚約者の甘く悲しい祝祭劇だ。 主人公・猛夫、その父・彌平、彌平の婚約者・魔子の3人を巡る悲恋の物語がつづられる。寺山の詩的な音律が映えるセリフと、魅惑的で怪しい登場人物によって想像力をかき立てられる世界は、まさに「寺山ワールド」の原点!

猛夫を演じるのは、大ヒット映画『東京リベンジャーズ』などで注目度&人気爆発中の山田裕貴。PARCO劇場『藪原検校』での好演も記憶に新しい松雪泰子が魔子を、15年の『タンゴ・冬の終わりに』以来のPARCO劇場出演となるユースケ・サンタマリアが彌平を演じる。そのほか、悪魔的少女・そばかすに清水くるみ、猛夫を慕う那美に伊原六花、さらに実力派の中尾ミエ、大谷亮平らが名を連ねる。

数々の才能がPARCO劇場で出合う瞬間に、どうぞご期待を!

 [主人公・猛夫役:山田裕貴コメント]

舞台の出演が決まるたび、まだ舞台経験が少ないからでしょうか、独特の緊張感に包まれます。音楽劇ということで歌もあり、そして、ぜいたくな生演奏の音に包まれる中で、その音の力を借りながら世界に没入したいです。猛夫という男を生きるには、かなり心や魂をすり減らすことになるだろうなと。愛とは何なのか、人間は生まれながらに愛情というもの追い求めて生きていますが、愛を追い求める人間たちはどのように削られ、どのような人生をたどるのか、そんな物語をぜひご覧ください。このようなご時世ではありますが、ぜひ愛の物語を生で感じていただきたいです。PARCO劇場でお待ちしています。

公演は12月6日(月)~30日(木)まで、東京・PARCO劇場にて。2022年1月から大阪、富山、仙台、名古屋ほか地方公演あり。

 

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