先般上演が発表されていた伊藤英明主演舞台 PARCO PRODUCE 2023『橋からの眺め』。このたび、全キャストおよび公演の詳細が決定、発表された。
ローレンス・オリビエ賞、トニー賞に輝いた、20世紀を代表するアメリカの劇作家アーサー・ミラーの社会派ドラマである『橋からの眺め』。違法移民の従兄弟家族を受け入れたことで一家に巻き起こる悲劇を描き、ピュリツァー賞をはじめ、数々の賞を受賞した作品。本作の演出を手掛けるのは、演劇とオペラの演出家として定評があり、コンセプチュアルな演出で評価も高く英国内外で活躍するジョー・ヒル=ギビンズ。かねてより本作の演出を熱望していた彼が、初演出となる日本でどのような作品を誕生させるのか、期待が高まる。
主演を務めるのは、2010年上演の『ジャンヌ・ダルク』以来、13 年ぶりの舞台出演となる伊藤英明。イタリア系アメリカ人の港湾労働者で、“男性らしさ”に固執し一家に悲劇をもたらす主人公・エディを演じる。
本作への出演について伊藤は「アーサー・ミラーの作品には初めて挑みますが、作品も演出家もこんなに自分にとって素晴らしいチャンスはない、ここで俳優として何かを捉えたい、どこまで行けるか分からないけど、いい挑戦ができたらなと思っています。稽古がしっかりできて、いつ本番になってもよいと言えるくらいに自分を出し切りたいです。とにかく頑張ります!」と意欲を燃やしている。
共演には坂井真紀、福地桃子、松島庄汰、和田正人、高橋克実と豪華キャスト5人が集結! エディの妻ビアトリス役には映像のみならず舞台にも意欲的に取り組み各方面から高い評価を集め続ける坂井、エディのめいキャサリン役には連続テレビ小説「なつぞら」や大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(共にNHK)に出演するなど多数の映像作品で活躍し、今作が初めての舞台出演となる福地、ビアトリスのいとこロドルフォ役には映画、TVドラマ、舞台とジャンルを問わず活躍し国外の作品にも多数出演している松島庄汰、ビアトリスのいとこマルコ役には話題の映像作品に多く出演しながらもコンスタントに舞台への出演も続けている和田、ストーリーテラーとなる弁護士アルフィエーリ役には舞台、映画、ドラマのみならず司会やナレーションなど多方面で活躍する高橋が決定した。
伊藤をはじめとした豪華キャスト6人が描く骨太な社会派ドラマにどうぞご注目を!
公演は9月2日(土)~24日(日)まで東京・東京芸術劇場プレイハウス、10月1日(日)福岡・北九州芸術劇場大ホール、10月4日(水)広島・JMS アステールプラザ大ホール、10月14日(土)、15日(日)京都・京都劇場にて。公演詳細は公式サイトにて。