主演・荒木宏文、脚本・末満健一、監督・アクション監督・坂本浩一で送る、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト「ムビ×ステ」の第3弾『漆黒天』。
一足早く6月24日から新宿バルト9ほかで映画『漆黒天−終の語り−』が公開となり、大きな盛り上がりを見せる中、舞台『漆黒天−始の語り−』のキービジュアルとティザーストーリーなどの最新情報が公開になった。公演期間中には、アフタートークショーも開催される。
舞台『漆黒天−始の語り−』は主演の荒木をはじめ、松田凌、長妻怜央、梅津瑞樹、小島藤子、橋本祥平、松本寛也、加藤大悟、安田桃太郎、小澤雄太、鈴木裕樹ら多彩な顔ぶれが集結した。
また、舞台のストーリーが明らかになった。時は江戸時代の初め。江戸を騒がす日陰党と主人公との関係とは一体何なのか。そして“名無し”が“名無し”と呼ばれる前の、本当の彼がついに暴かれる。
俺がその夢を恐れたのは、それが夢には思えなかったからだ――。
戦乱が終わり、徳川による治世が始まったばかりの江戸。
新しい時代に「人を生かす剣」の在り方を求める宇内道場の師範・宇内陽之介(荒木)は、家族や門下生らと共に心穏やかな日々を送っていた。
ある日、陽之介の心友であり別の道場を営む嘉田蔵近(梅津)の出稽古の相手をしているところに、邑麻二郎太(松田)と三郎太(長妻)という兄弟がある理由をもって弟子入りを志願してくる。
時同じくして、ちまたでは破落戸集団である「日陰党」が江戸の町を騒がせており、町人たちはその悪行を「日陰事変」と呼んで恐れていた。
日陰党の悪評が陽之介の耳にも届く頃、与力である玖良間士道(鈴木)より町道場の師範たちに招集がかかる。それは日陰党討伐隊への誘いであった。
また、舞台版のキービジュアルも発表された。
宇内陽之介・富士(演・小島)以外の主要人物が剣を握るビジュアル。さらに陽之介の後ろには血の滴る剣を持った謎の男が映る。映画のポスタービジュアルとは変わり、座り込む宇内陽之介から漆黒の闇が広がっていきそうなビジュアルは、まさに映画の前日譚「始まり」を表しているかのように見える。また舞台から新たに登場する悪党・<日陰党(ひかげとう)>の一員、真嶌千蛇(ましまちだ)(演・加藤大悟)と、盲目の剣豪、座頭の來(ざとうのらい)(演・安田桃太郎)は、登場人物たちにどんな化学変化をもたらすのか。ますます舞台に期待が高まる!
公演は8月5日(金)~21日(日)まで東京・サンシャイン劇場、8月31日(水)~9月4日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。
また、東京・大阪の9公演にて、物語にちなんださまざまな組み合わせでアフタートークショーが開催される。映画『漆黒天–終の語り-』出演の小宮有紗、唐橋充のゲスト登壇も決まった。アフタートークの全日程司会は松本寛也が務める。詳細は公式HPへ。