今年8月に『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演を上演することが決まった。
本作の上演に伴い、出演する全キャストをオーディションで選出することも併せて発表された。
『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子ども向けアニメ映画を手掛けてきた、ドリームワークスが2001年に制作したアドベンチャーコメディー映画。史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞し大ヒット、日本では浜田雅功(シュレック役)と藤原紀香(フィオナ姫役)の吹き替えでも話題となった。
「仲間との絆」「真実の愛」「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディー満載で描いた『シュレック』は、子どもだけでなく大人も夢中にし、公開から20年たった今でも色あせない世界中で愛される名作アニメーション映画だ。
そんな映画『シュレック』を元に08年にブロードウェーでミュージカル化されて大好評を博した本作が、日本初へ。今年の夏休みは、笑いっぱなしの90分間を体験!
本公演の翻訳・訳詞を担うのは、オックスフォード大学数学科卒業後、ギルドホール音楽院にて作曲を学び02〜08年まで劇団四季に所属。退団後は作曲家・音楽監督として全国のテーマパークショーやミュージカルの作編曲を手掛け、幅広い年代を楽しませてきた小島良太。演出・振り付けを務めるのは、神戸大学院在学中の04年に劇団四季オーディションに合格し、『ライオンキング』『美女と野獣』などに出演。さまざまなジャンルの総合演出・振り付けを行い、華やかな舞台で観客を魅了してきた実績を持つ岸本功喜。
脚本・演出を岸本、作曲・音楽監督を小島という、ミュージカル『ズボン船長』『魔女の宅急便』『オリヴァー・ツイスト』『犬との約束』などを手掛けた盤石のタッグがブロードウェーの名作の日本版に挑む『シュレック・ザ・ミュージカル』に乞うご期待!
今回のトライアウト公演の上演に伴い、舞台を彩るメインキャスト、アンサンブルキャストを選出するオーディションが開催される。この「全キャストオーディション」というまたとないない機会に選ばれた若き才能も見逃せない。
本公演のプロデューサーを務める清水麻利子(フジテレビジョン)は、「このたび、『シュレック・ザ・ミュージカル』を上演できる機会に恵まれました。シュレックは、登場するキャスト全てが非常にキャラクターがはっきりした作品であるため、実力のある方を純粋にキャスティングできると考えオールオーディションの形を取ることにいたしました。初上演作品になりますので、稽古場でいろいろと試行錯誤していただくこともあると思います。この機会にぜひ、新しい作品を作るために協力していただける才能あふれる新しい方々と出会いたいと思っております。事務所に所属していなくても、ミュージカル俳優を目指している方もエントリーしていただけます。ぜひ、多くの方にオーディションに参加していただけたら幸いです。そして、オーディションに参加されない方にも、この夏は、ぜひ『シュレック・ザ・ミュージカル』を夏休みの予定に加えてくださるとありがたいです。劇場でお待ちしています。」とエールを送っている。
『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演は、8月15日(月)~28日(日)まで、東京・東京建物 Brillia HALLにて。詳細は公式HPへ。
なお、オーディション詳細は、https://www.fujitv.co.jp/shrek/audition.html。