<武知海青×岩谷翔吾×後藤拓磨>
――「FULLMETAL TRIGGER」の「My turn 待ちわびたこの瞬間」という歌詞にちなみ、2019年皆さんに訪れた「待ちわびていた瞬間」を教えてください。
武知 僕、11月にボディーメイクの大会に出まして。筋肉がどれだけ美しいかという大会で総合優勝したんですよ。自分がやっぱり体を資本に活躍したいというのをデビューする前から思っていたので、言ってしまえば3年くらい前から思い続けてようやく初出場できて。そこで総合優勝っていうタイトルをとれて、身体を自分の特技というか…“武知海青の一部”と思っていたけど、思っていても形にできなければ意味ないなと感じていた中で、そこに結果がついてきて。ようやく一つのものにできたのかなという感じですね。
後藤 僕、めっちゃささいなことでもいいですか? 個人インスタアカウントを開設したのは結構うれしかったですね。
岩谷 あ〜!
後藤 ずっとRAMPAGEのグループで1個オフィシャルアカウントを持っていたんですけど。その時から「個人でもやりたい」って話していたので。アリーナツアーが終わったタイミングでみんな一斉に個人アカウントを開設して。そこからみんな自分なりにいろいろ発信しているので、それはひとつ待ちわびた瞬間ではあるかなと。メンバーの投稿ももちろんチェックしています。
――15人もいるとチェックも大変じゃないですか?
後藤 全然見られますよ。ちゃんとストーリーも本投稿も見て、よかったら「いいね」押して(笑)。
武知 僕はあんまり見ないかも。
後藤 あんまり見ないですか?
武知 基本的にあんまり投稿をしないからか、みんなのもそんなに見られていなくて。僕、機械的なやつがあんまり好きじゃないんです。なんか、生身じゃないじゃないですかSNSって。ある一面しか見られないというか。だからどう見せて行ったらいいのかすごく考えちゃって。
――岩谷さんは見ますか?
岩谷 見ます見ます! 拓磨もね、僕のインスタに出現するし…(笑)。
後藤 ふふ、はい(笑)。
岩谷 フォローしてるのでメンバーの投稿は自ずと出てきますし、そこはちゃんと見ますね。そんなにみんな頻繁にあげたりしているわけではないので、一投稿ずつ確認して。
――浦川さんは、頻繁に上げているイメージです。
岩谷 ああ…そうですね(笑)。
後藤 彼はもう…プロフェッショナルですから(笑)。毎回面白いですし。
――岩谷さんの待ちわびた瞬間はいつでしたか?
岩谷 僕は初めて映画に出たことかな。『チア男子‼』っていう映画なんですけど。RAMPAGEじゃないところでの仕事だったので、あの作品を通してRAMPAGEのことを知った方もいてくださったりとか、自分の中でももっともっと上達していきたいなというふうに思ったので。現場は同級生(横浜流星)もいたからなじみやすかったですし、すごく楽しみながら挑めました。
――岩谷さんは「New Jack Swing」、武知さんは「HARD HIT」、後藤さんは「Fandango」など、皆さんそれぞれ楽曲の振り付けを担当されていますが、振り付けを誰が担当するのか決める際は他薦ですか? それとも自薦?
武知 挙手もあるし、メンバーからの推薦も多いですね。「この曲調は、◯◯が合いそうだよね」とか。それで言われた本人が「あ、じゃあやってみます」みたいになって決まるみたいな。
後藤 僕は割と全部推薦ですね。
――推薦ってうれしいですね。
後藤 難しいですけどね…。クランプとかって結構ジャンルが確立してるんですけど、僕はレゲエっぽいのをやったりそうじゃないやつをやったり、色々挑戦させていただいているので。そういう意味ではすごく任せていただけていますし、うれしいところではあります。
岩谷 「New Jack Swing」は自薦ですね。あれは自分がやってるダンスジャンルそのものなので。翔平と一緒に作ったんですけど、そこはメンバーからの推薦もありつつ、自分たちからも「僕らが…!」って言う感じで手を挙げました。
後藤 結果、他薦自薦両方じゃないですか?
岩谷 だね(笑)。
――挙手がかぶることは?
武知 そうなったら一緒に作ることになりますね! サビとメロで分かれて振り付けしたりします。
――決まりごとはあるんですか?
武知 ある程度完成したら、リーダーのLIKIYAさんに1回見てもらいます。RAMPAGE的なニュアンスだったりとかを入れてもらったりとかして、修正が入ってからもう1回作ります。
――見せるのはドキドキしますか?
武知 結構しますよね(笑)。「違う」って言われちゃったらやり直しなので。それこそ「HARD HIT」の時はそれが結構ありましたね。作ってから、「もうちょっとこうした方がいいんじゃない?」ってなって崩して、もう1回作り直して…みたいな。
岩谷 自分一人で踊るんだったらこうするけど、RAMPAGEだったら…とかは意識します。自分と翔平の2人だったら、もうちょいこうやっておこうってなるのを、RAMPAGEだったら逆にちょっと引き算したりして。大振りな感じに見せることを意識して、ゆくゆくはライブで盛り上がる形にしないと意味がないので。大きな会場で映えるかどうかみたいなことは作りながら考えています。細か過ぎたらここは引こう、とか。
後藤 それこそいつもLIKIYAさんに確認した際、いつも言ってくださるのは、「どこか1カ所頭に残るポイントがあるといいね」っていうこと。そこから印象に残るの動きをちりばめてみたりすることを意識したりしますね。