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初舞台の成田凌&葵わかなのW主演『パンドラの鐘』蜷川実花撮り下ろしの色彩豊かな公演ビジュアル完成!

上演決定が報じられた舞台COCOON PRODUCTION 2022/ NINAGAWA MEMORIAL『パンドラの鐘』。このたび、写真家・映画監督の蜷川実花が撮り下ろした色彩豊かな公演ビジュアルが完成、公開された。

1999年に野田秀樹によって産み落とされた『パンドラの鐘』は、蜷川幸雄と野田によって、Bunkamuraシアターコクーンと世田谷パブリックシアターの2館で同時期に上演された。蜷川は“岩”、野田は“紙”と同じ作品ながら全く違ったモチーフとアプローチで作品を創り上げ、世紀の“競演”は演劇界に一大センセーションを巻き起こした。

初演以来、23年ぶりにシアターコクーンで上演する本作。蜷川作品より多大な影響を受け、アングラ、シェークスピア、海外戯曲、歌舞伎までさまざまなジャンルの作品を手掛けている新世代の演劇界を担う気鋭の若手演出家・杉原邦生の手によって記念すべき公演として再び現代によみがえる。

勝村政信、堤真一の怪演が話題となった葬式屋のミズヲ役を演じるのは、今作が初の舞台出演にして、初主演となる成田凌。大竹しのぶ、天海祐希の演じた古代の女王・ヒメ女役を演じるのは、多くの映像作品に出演しながら舞台にも定期的に出演を続けている葵わかな。フレッシュながら、その存在感と演技力の光るこの二人がW主演する。さらに前田敦子、玉置玲央、大鶴佐助、柄本時生、片岡亀蔵、南果歩、白石加代子と若手からベテランまで確かな演技力をもつ豪華な俳優陣が集結してこの大作を届ける。

今回ビジュアルを撮り下ろしたのは、蜷川幸雄の長女で写真家・映画監督として世界的に活躍する蜷川実花。「祝祭」「祈り」「鎮魂」「希望」といった作品のテーマに、蜷川がもつ独特で豊かな色彩感覚が織り込まれ、日本の歴史のTABOOに真っ向から挑んだ本作の衝撃に負けないインパクトのあるビジュアルが完成した。今もなお色あせないメッセージを現代を生きる人々にお届けする。

[写真家・映画監督:蜷川実花コメント]

父が亡くなって6年たっても、こうして「NINAGAWA MEMORIAL」と題して公演をしてくださること、ありがたく思っています。そして、その公演にビジュアル撮影という形で参加することができて、とてもうれしいです。本当にありがとうございます。1999年の公演も両パターン見ているので、今回はどんなことになるのか楽しみです。

公演は6月6日(月)~28日(火)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、7月2日(土)~5日(火)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。

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