ドラマ

「BORDER」SPドラマに、小栗「あのラストシーンからの話だと聞いて『やだな~』」

死者と対話できる刑事・石川安吾(小栗旬)が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情のBORDER(境界線)で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いたドラマ「BORDER」が、3年ぶりに復活。6日と13日のスピンオフ作品「BORDER 衝動~検視官・比嘉ミカ~」に続き、今週29日にドラマスペシャル「BORDER 贖罪」が放送される。それを記念し、連ドラ版最終話「越境」のプレミアム上映会が開催され、主演の小栗、青木崇高、波瑠、遠藤憲一が登壇した。

続編制作が決まった時の心境について小栗は、「あのラストシーンからの話だと聞いて、やだな~と思いました(笑)。というのも、石川は追い込まれていく役で、最終回を撮っていた頃は本当にしんどかったんです。その状態に戻らなければいけないと考えると、なかなか“よし、やるぞ!”という感じにはなれませんでした」と吐露。石川として生きることがいかに壮絶だったかをにじませた。そんな小栗の芝居を、遠藤も絶賛! 「旬くんがまだ19歳の時に初めて共演して、一緒に行った地方ロケで僕がベロッベロに酔っ払っちゃって…。旬くんに担がれながら『しっかりしてくれよー!』って怒られたんですよ(笑)。その次に共演したのが映画『クローズZERO』。『すげ~旬くん、アクション俳優になった!』と思っていたら、今度『BORDER』では死んだ目ができる名優になっていました」と、うれしそうに俳優・小栗旬の軌跡を解説。先輩の温かい言葉に小栗は、「『BORDER』の第1話を見た遠藤さんから『旬くん、ホンットに芝居がうまくなったね!』と言われて、すごくうれしかったんです」と返し、会場を沸かせた。

相棒刑事役の青木は、「今回の撮影が始まる前、旬くんとずっと舞台で一緒だったのですが、その作品も結構ハードだったんです。それが終わったらすぐ撮影に入ると聞いたので、しっかりフォローしないと!と思いました」と真摯(しんし)にコメント。一方、比嘉ミカ役の波瑠は「連ドラのエンディングが衝撃的でしたから視聴者の方と同じで私も続きが想像できなくて、『本当に続編をやるのかな?』と。実際に続編の制作が決まった時は、『またミニスカートをはくのか…入るかな?』と思いました(笑)」と笑いを誘った。舞台裏を知り、ますます見逃せなくなった。

ドラマスペシャル「BORDER 贖罪」テレビ朝日系 10月29日(日)後9.00~10.54放送

 

 

 

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