TOKIO連載

テレビファンTOKIO連載「TOKIOカケル」スタッフインタビュー

「TOKIOカケル」が今年で放送5周年。「月刊TVfan」の連載「TOKIOのお仕事!」ではそれを記念して、人気コーナー「◯◯の生まれて初めて聞かれました」形式で今年1年、メンバーに数々の質問をぶつけていく番組とのコラボを企画しました。そしてここテレビファン・ウェブでは毎月TOKIOに質問をぶつけてくれた番組スタッフの方にご登場いただき、誌面では語りきれなかったメンバーとの思い出などを語っていただきます。
「TOKIOカケル」スタッフインタビュー 01
坪井貴史(チーフプロデューサー)

――坪井さんから見たTOKIOはどういう人たちですか?
学生の頃のことを思い出すと、昔から仲の良い女の子や「いいな」と思った女の子は大抵ジャニーズの方を追っかけていたんです。そういう意味ではすごく失礼な言い方をすると、あの方たちは同年代の男の敵(笑)。でも今一緒にお仕事をさせてもらっていて思うのは、“やっぱりこの人たち、モテるわ”ということ。飾らなさと男くささがあって、しかも5人そろうと、なおの事それが強くなる。特にTOKIOさんは男子の部活ノリなトークが多いから時々『面白いんだけど、これ女の人ついていけるのかな?』と思うときもあるのですが(笑)、5人それぞれがそれぞれに、とてもナチュラルに互いの出方や引き方を心得ている。男がカッコイイなと思う5人です。

――番組以外の場所で見る皆さんの様子を教えてください。
「生まれて初めて聞かれました」のコーナーではいつも5人に事前に質問を考えていただくのですが、やはり皆さん大変だと思うんです。でも、ふとした雑談の中で「あっこの間、思い浮かんだんだけどさ」とご自分から質問候補を話してくれることがけっこうあるんですよね。例えば太一さんだったら「おさんぽジャパン」(同系)のロケ中に、たまたま一緒にいた僕に「再放送なんだけどつい何度も見ちゃうドラマってあるなってこの間思ったんだけど、コレどうかな? 今度ゲストの人に聞いたら何が出てくるか覚えておいてくださいね」と言ってくれたし、長瀬さんなんかは「FNS歌謡祭」のリハーサルか本番の直前に「ちょっとこんなの最近気になっているんですよ。子供の頃に本気で“こうだ”って信じていたものってありません?」って、いきなり(笑)。日頃から考えることをすごく楽しんでくれている空気を感じますね。だからこそか出てくる質問はいつも自然とTOKIOの皆さんのキャラクターが出ているし、聞かれたゲストの方も思わず「確かにそれは聞かれたことがないです」と言って考えてくれるような質問になっているのかなと思います。

――改めてこの番組で発揮されているTOKIOの魅力とは?
5人全員がそろってほぼ定期的に一つの場所でトークを展開するのは、この番組だけなんです。そのせいか毎回収録スタジオに来た時点でメンバー同士がいつも「お、元気? 今は何やってんだっけ?」「ドラマなんだよ~」「あっ、この間のコレ、ありがとね!」って、まるでプチ同窓会のような会話が繰り広げているんです。ご本人たちが自覚しているかどうかは分からないですけど、なんか“会えてうれしい”みたいな空気をすごく感じるんですね。収録の本番前からすでにテンションが上がっている状態というか。だからこそこちらサイドが何かすごく面白いことを仕掛けようとしなくても、自然と楽しいトークが生まれる場になっている。出演している方たちに向かってこう言ったら失礼かもしれないけど、収録スタジオ自体が彼らの楽屋のような感じで、いつもすごく良い空気が漂っているんです。この空気感が今のこの番組を支えているので、できれば日常的に5人で集まってこんなふうに話が盛り上がるような場はこれ以上…お仕事以外では作らないでいただきたい(笑)。
写真/福井麻衣子

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